世界の潜水艦 中華民国(台湾) TAIWAN
本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。
東シナ海に面する海域をもつ中華民国(台湾)海軍では、アメリカより譲渡されたガピーU型に続いて、オランダ製の潜水艦を輸入している。中華民国(台湾)は、大陸の中国と緊張状態が続いており、戦力の整備には余念がないが、その具現化には、極東地域での安定の観点から、大国の駆け引きの渦中にあり、本国の意思のままには推移していない。ロシアよりキロ型潜水艦を4隻購入し、また、その国産化も図ってるという情報も伝えられているが、少なくともまだキロ型は就役していない。かつては大量の輸送艦(揚陸艦)を保有し、大陸反攻作戦を維持してきた時代もあったが、現代では、巧みな外交と、協調路線により、独自の防衛体制を整備構築しいる。
潜水艦 海龍(ハイ ラング)型
オランダからの輸入艦。ZWAARDVISの準同型艦の新造艦。追加整備の計画は、予算と中国の政治的圧力により、実現していない。
潜水艦 ガピーU型
アメリカ海軍の太平洋戦争中に設計された潜水艦を、ガピーU計画により近代化した潜水艦。1973年に引き渡された。引き渡し時点では、魚雷発射管などの武装解除されていたが、国内で武装復旧した模様である。
潜水艦 シーホース型
ドイツ製の小型潜航艇で、潜航調査に使用されている模様である。
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(写真はロシア海軍の艦)
⇒ ロシア海軍 kolo級
新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日