世界の潜水艦 インドネシア INDONESIA INDONESIAN NAVY
本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。
インドネシア海軍では、ドイツの209/1300型を輸入、保有している。このほかに、ドイツ海軍で使用していた206A型5隻を運用する時期があったが、間もなく解除されている。政情不安や財政悪化などもあり、新規計画などは伝えられていない。
潜水艦部隊は東艦隊に配備されており、スラバヤ(Surabaya)と、東ジャワ(East Java)に基地を置く。基地では、オーバーホールを含む整備機能を有している。DSRVによる救難態勢は整備されていないが、経験豊富な潜水夫や、高度な潜水医療体制、レスキューチェンバーなどが整備されている。潜水艦乗員の訓練は、1978以降、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなどで行われている。潜水艦支援艦としては、潜水艦母艦561ムルタチュリ(MULTATULI)があり、1961に石川島播磨重工で建造された艦である。燃料、水、武器などの補給の他、医療体制も充実している。建造後40年に達しているが、懸命の維持が行われており、健在である。また、アルエット(Alouette)IIヘリコプタの運用も可能である。
潜水艦 WHISKEY型 (613型)
1953年にソ連で建造された艦で、1962年に受領され、1994年に退役している。現在は、陸上で展示されている。
潜水艦 209/1300型
ドイツHDW社の輸出用潜水艦で、すべてドイツで建造されている。
1,265t(水上)
1,395t(水中) 11kt(水上)
21.5kt(水中) 250 59.50 x 6.30 x 5.50 8/533mm 魚雷発射管
(有線誘導魚雷) ディーゼル
4基1軸 6(士官)
28(下士官・兵)
◆ SS 209/1300型 2
401 CAKRA 1981
402 NANGGALA 1981
新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日