世界の潜水艦 イラン IRAN IRANIAN NAVY
本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。
ペルシャ湾に面する海域を持つイラン海軍では、ロシアよりキロ型を輸入、保有している。ペルシャ湾岸諸国で最初の潜水艦保有国となり。これを契機に他の諸国は一斉に対潜兵器整備に乗り出し、潜水艦保有計画も具体化しつつある。湾岸諸国もまた、通常型潜水艦の拡散が懸念される地域の1つである。イラン革命までのイラン王国は親米的であったが、イスラム革命により西側との関係が悪化し、その反動もありロシアからの輸入を実現させている。また、現在、SDV潜水員輸送艇も整備されつつある。
潜水艦 キロ型 (877EKM型)
ロシアの輸出用潜水艦である。寒冷地であるロシアの仕様は、赤道直下のインド洋での運用実績に乏しく、導入当初、トラブルに見舞われている。
2,325t(水上)
3,076t(水中) 10kt(水上)
17kt(水中) 240 72.60(70.0 wl)
x 9.90 x 6.6 6/533mm 魚雷発射管
(有線誘導魚雷, 機雷)
1/SAM ディーゼル
2基1軸 12(士官)
41(下士官・兵)
◆ SS キロ型 3
901 TAREGH 1992
902 NUH 1993
903 YUNES 1997
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(写真はロシア海軍の艦)
⇒ ロシア海軍 kolo級
潜水艇 AL SABEHAT15型
第一艇が2000.8.29に就役したと伝えられる2名乗りの潜水艇(SDV)。
◆ SDV AL SABEHAT 15 1 (+ 3) 2000
新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日