ssbn 世界の潜水艦 スペイン SPAIN ARMADA ESPANOLA SPAIN ss

本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。


大西洋と地中海に面する海域を持つスペイン海軍では、第一次世界大戦当時から潜水艦を保有しており、現在ではフランスの艦をライセンス生産している。
潜水艦部隊は、潜水艦隊の元に、2つの潜水隊があり、ダフネ型と、アゴスタ型で、それぞれ1つの潜水隊を編成している。潜水艦基地は、南西のCartagena 1個所である。
潜水艦救難システムは、主としてNATOに依存している。
支援艦は、A-20 Neptuno と A-101 Mar Caribeがあり、運用支援と救難に当たっている。
1888年建造の第一号潜水艦PERALは、現在も保存展示されている。

潜水艦 ダフネ型 (S60型)
フランス製の輸出用潜水艦であるが、4隻ともライセンス生産されている。魚雷発射管は艦首に8門、艦尾に4門と、排水量の割に多いが、これは、予備弾を搭載しない為である。
869t(水上) 1,043t(水中) 13.2kt(水上) 15.5kt(水中) 300 57.75 x 6.75 x 4.56 12/550mm 魚雷発射管 艦首8/艦尾4 (SSM) ディーゼル 2基2軸 6(士官) 41(下士官・兵)
◆ SS ダフネ型 4
S 61 DELFIN 1973
S 62 TONINA 1973
S 63 MARSOPA 1975
S 64 NARVAL 1975

潜水艦 アゴスタ型 (S70型)
フランスDCN社製の輸出用潜水艦であるが、4隻ともライセンス生産されている。注目すべきは、かなりの部分を国産している点である。
1,490t(水上) 1,750t(水中) 12kt(水上) 20.5kt(水中) 320 67.90 x 6.80 x 5.40 4/550mm 魚雷発射管 (機雷) ディーゼル 2基1軸 6(士官) 48(下士官・兵)
◆ SS アゴスタ型 4
S 71 GALERNA 1983
S 72 SIROCO 1983
S 73 MISTRAL 1985
S 74 TRAMONTANA 1986

潜水艦 スコーペン型 (S90型)
フランスDCN社とスペインのバザン社の共同開発の潜水艦で、2005年の就役を目指して、本国のバザン造船所で建造が進められている。短い魚雷に近い艦型で推進器は1軸、セイルに潜舵が取りつけられいる。
1,425t(水上) 1,565t(水中) 12kt(水上) 20kt(水中) 300 61.70 x 6.20 6/533mm 魚雷発射管 (SSM) ディーゼル 2基1軸 32〜35
◆ SS スコーペン型 0 (+ 2〜4)
S 2005就役予定
S 建造中
S 計画中
S 計画中



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新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日