お知らせ 5月9日
お知らせ
戦前船舶研究会 遠藤昭
戦記小説、「究極の連合艦隊、第1話」の発売に当たり多くのご声援を頂きありがとうございました。
当初、4月28日発売と聞いて居ましたが、これは取り次ぎ店の「日販」や「東販」に持ち込む日であり、翌日が休日のため、書店店頭は4月30日か、5月1日になったのだそうです。早とちりから多くの皆様に迷惑をお掛けしすいませんでした。
おかげで売り上げは好調です。
6日には横浜ダイヤモンド街の有隣堂書店では、ノーベル部門週間ベストセラーの第5位に入りました。
また、関係者の店頭調査では、九日現在で中規模書店の、三店に一店で売り切れて品切れだそうです。出版元にもあまり在庫は無いそうですから、興味のある方は早めにお求めください。
書評も好評です。
「真のデータがわかった者の著述は、何れが真実かと迷うSFになるものだと感ひとしおであります。よく新分野を開拓されました」(山田太郎先生)
「(前略)この手の本はどうも苦手です。その理由は事実と違うのは小説であるから当然としても、現代のハイテク兵器を装備した艦隊がタイムスリップして敵をやっつけるなんて話が多いからで、アレルギーみたいに身体が、否頭が受け付けません。
しかしながら著者からわざわざお送りいただいた本ですから、何が何でも一読して読後感を書かないと失礼になると脅迫観念から読み始めました。
プロローグを読んで、あ−あ、やっぱり予想したような感じで先を読むのが苦痛になってきました。空母の名前が蒼竜、飛龍はともかく、大鯨や白崎までが空母になっていて頭が受け付けません。これはやはり史実を知らない若者が読むべき本であると云おうと考えました。
ところが第一章にはいるとその思いは覆されました。この本は単なる空想小説でなく、「もしも」が付けば実際にあり得たことに基づいて話が構成されているのに気づいたからです。その典型が「三菱航空機の悲願」でしょう。戦史を読めば機体は優れているのに発動機が足を引っ張って米軍機にやられてしまった現実の前に欲求不満を抱えていましたが、この本はそのもやもやを吹き飛ばしてくれました。しかも何の説明も無く強力な発動機を登場させるのでなく、技術屋が読んでも納得できそうな開発物語が用意されている点に本書が類書と一線を画する要因であると確信しました。これは発動機のみでなく、船、火薬、砲弾、燃料等々、全てについて要領よく説明がなされていますから、一々なるほどと納得させられ物語展開に引き込まれてしまいました。出版社が引き受けたのはさすがに見る目があると云うべきでしょうか」(明石市、林大兄)
「この手の本は、艦船フアンも好みますよ。多分、売れるでしょう。只、新型艦の艦型図がもっと欲しいですね」(書泉グランデ関係者)
等です。なお、新型艦の艦型図は読者の知恵を頂きたいと思い要目とイメージの説明に止めました。読者の作図を是非、著者にお送りください。第3話から艦型図も掲載します。 2003,5,9記
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新規作成日:2003年5月12日/最終更新日:2003年5月12日