CVN68 NIMITZ 型
航空母艦 Aircraft Carriers
CVN68 NIMITZ 型
エンタープライズ以後、初めて建造された、第二世代の原子力空母。飛行甲板面積は、舷側張り出しが前後に延長されたため、やや広くなっている。
本艦以降のアメリカの航空母艦はすべて原子力動力とされ、基本的に本級のみが建造されているが、カタパルト配置など、細部は順次改良されている。
原子力動力は、建造費が高額になる反面、燃料費が安く、トータルでは安いとされているが、核処理の問題や、燃料油の低価格化などにより、必ずしも費用面のメリットはないようだ。むしろ、航行中の燃料補給が不要と言う点と、燃料タンクをすべて航空燃料に回せる事、蒸気カタパルトの動力源としてふんだんに使用できること等が、空母の動力として重要視されている点であろう。
計画中の10番艦CVN77は、CVXの試験的要素を含んでおり、各種機能の新型化が図られている。
建造所: Newport News Shipbuilding Co.,Newport News,Va.
主機: 原子炉・蒸気タービン 2基4軸
全長: 1,092 feet (332.85m)
飛行甲板幅: 252 feet (76.8m)
幅: 134 feet (40.84m)
排水量: 約97,000t(98,556.67 metrictons) 満載
速力: 30kt+
航空機: 約85
建造費: 約$4,500,000,000.
乗員: 個艦乗員: 3,200、航空要員: 2,480
主要兵装: シースパロー8連装発射機×2〜3,20mmCIWS×3〜4
在籍同型艦 8隻 (建造同型艦総数 8隻)
就役日: May 3,1975 (USS Nimitz)
同型艦
新規作成日:2003年1月4日/最終更新日:2003年1月4日