DD21 型
駆逐艦 Destroyers
DD21
SC-21(Surface Combatant for the 21st Century)、21世紀の水上戦闘艦のうち、駆逐艦として、検討されている。艦齢を迎えつつある、DD963 SPRUANCE 型、FFG1 O.H.PERY 型をの代替する。基本的に、ステルス艦型であり、すっぱりとした平面で構成されている。Land Attack Destroyerとも呼ばれ、防空型のイージス艦に対して、対地攻撃能力を重視する。搭載兵器は、新型砲、VLS、フェーズドアレイレーダーを中心としている。注目されるのは、NCW(Network Centric Warfare)と呼ばれる、新しい戦術構想である。これは、従来、指揮官の指示により艦毎で完結していた戦闘動作を、ネットワークにより部隊毎に統括するもので、例えば、旗艦のCICで直接隷下の艦の兵器をコントロールできると言う物で、すなわち各艦は、部隊の中の1つの戦闘パーツになるものである。
BlueチームとGoaldチームにより、研究が進められていたが、2002年に本計画は、DDX計画に、発展的解消となった。
統合動力システムIPS(Integrated Power System)と称する電気推進システムが採用される予定であった。
DD21はZumwalt(ズムウォルト)と名づけられていたが、この名前は、冷戦時代の海軍作戦部長のものである。
主機: ガスタービン
排水量: 10,000〜12,000t 満載
速力: 30kt+
主要兵装: VLS, トマホーク ASM/LAM, SSM, スタンダードミサイル SM-2/3, シースパロー, 新型155mm砲, 20mmCIWS, 3連装魚雷発射管(Mk46魚雷)×2,
同型艦
新規作成日:2003年1月4日/最終更新日:2005年10月5日