FFG7 O.H.PERY 型
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ミサイルフリゲート Frigates
1970年代、護衛艦群の大量リタイアを前に、Knox級フリゲートに続いて計画された、ミサイルフリゲート。徹底した低価格化が求められ、最近の艦艇ではきわめて異例な、1基 1軸の推進方式とされている。Knox級フリゲートが、対潜艦であったのに対し、3インチ砲、スタンダードミサイル、ヘリコプターと、最小限かつ基本的行動には十分なスペックで量産された。後期艦では、後部のヘリ甲板を拡張している。
アメリカでは、ハイローミックスの戦力体型が重視され、高性能高価な艦を主力とする一方、性能は我慢しても価格を押さえる事により、量を揃えると言う、方式が取られている。水上戦闘艦の、スプールアンス級駆逐艦をハイとした、ローの艦が、本級である。
OTO社の3インチ砲は、アメリカ海軍としては珍しく、イタリア製である。
既に退役が進んでいるほか、一部の艦ではMk.13ミサイル発射機を取り外している。
FFGは、Guided Missile Frigate の略号で、ミサイル・フリゲイトの意。
建造所: Bath Iron Works、Todd Shipyards,Seattle、Todd Shipyards,San Pedro,Calif.
主機: ガスタービン 2基 1軸,41,000shp
長さ: 445 feet (133.5m), 453 feet (135.9m) with LAMPSV modification.
幅: 45 feet (13.5m)
排水量: 4,100t(4,165.80 metrictons) 満載
速力: 29kt+
航空機:SH-60 Sea Hawk (LAMPSV)×2、 または SH-2 (Lamps Mk-I)×1.
乗員: 13(士官),287(下士官・兵)
主要兵装: スタンダードミサイル (MR), ハープーン(スタンダードミサイル発射機使用), 3連装魚雷発射管(Mk-46魚雷)×2, Mk75 76mm(3-inch)/62口径速射砲×1, 20mmCIWS×1
在籍同型艦 35隻 (建造同型艦総数 51隻)
就役日: 17 December 1977 (Oliver Hazard Perry)
同型艦
新規作成日:2001年12月22日/最終更新日:2005年5月6日