Usa LPD4 AUSTIN 型 UsaE



ドック型輸送揚陸艦 Amphibious Transport Dock

第二次大戦以前は、上陸部隊(兵士、車両)は、通常の貨物船で運搬され、上陸地点前面海域で、上陸用舟艇に乗り換え、上陸作戦を敢行したが、短期集中的な機動作戦においては不都合が多く、システムの改善が望まれた。日本陸軍の神州丸などの模索を経て、アメリカでは、上陸用舟艇を、艦内のドックに収容して運搬し、艦尾扉を開いて、そのまま上陸用舟艇を発進させるシステムを確立した。本艦は、その体系の戦後版である。LSDに対して、兵員運搬能力に主眼が置かれている。
LPDは、Landing Transport Dock の略号で、ドック型輸送揚陸艦の意。
建造所:New York Naval Shipyard、Ingalls Shipbuilding、Lockheed Shipbuilding
建造費: $235-419,000,000.
主機: 蒸気タービン 2基,2軸,24,000shp
長さ: 570 feet (171m)
幅: 84 feet (25.2m)
排水量: 約17,000t(17,272.82 metrictons) 満載
速力: 21kt
航空機: CH-46 Sea Knight ヘリコプター×6(最大)
乗員:個艦乗員: 420 (24(士官),396(下士官・兵))、海兵隊: 900
主要兵装: Mk38 25mm機銃×2, 20mmCIWS×2, 12.7mm機銃×8.
在籍同型艦 11隻 (建造同型艦総数 12隻)
就役日: Feb. 6,1965 (USS Austin)

同型艦


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新規作成日:2001年12月22日/最終更新日:2001年12月22日