LST1184 FREDERICK 型
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戦車揚陸艦 Tank Landing Ships
LST1184 FREDERICK 型
古典的な揚陸艦の最終発展型。
戦車揚陸艦は、戦車と言う重量物を浜辺から上陸させるため、喫水を浅くする必要があるが、これでは、高速発揮は望むべくも無い。そこで出現したのが本艦で、ドアランプの構造を画期的に変化させることにより、20ktと言う高速を得ることに成功した。高速に適した船体の艦首に、渡り板を繰り出すための角を装備して、カブトムシのような奇怪な艦容として出現した。船体内には、戦車20両を搭載でき、20ktと言う高速(在来の戦車揚陸艦は概ね12kt前後)での航行が可能である。
その後、両用戦システムが変化したため、戦車揚陸艦としての代替は建造されていない。20隻建造されたが、両用戦作戦の方式が全般的に見直され、現役に有るものは、2隻となっていた。
最後の1隻も、2002.10.3真珠湾で退役し、米海軍からLSTは消滅した。
LSTは、Tank Landing Ship の略号で、戦車揚陸艦の意。
建造所: National Steel、Shipbuilding
主機: ディーゼル6基 ,2軸,16,000 brakeHp
長さ: 522 feet (156.6m)
幅: 69 feet (20.7m)
排水量: 8,450t(8,585.61 metrictons) 満載
速力: 20kt
乗員: 13(士官),244(下士官・兵)
主要兵装: 20mmCIWS×1, Mk38 25mm機銃×2
在籍同型艦 0隻 (建造同型艦総数 20隻)
就役日: June 7,1969 (USS Newport)
同型艦
新規作成日:2003年1月4日/最終更新日:2003年4月10日