Column


日本人の性
by peace_student

イギリスのテレビの無料地上波放送には5つのチャンネルがある。そのひとつの「Channel5」という局で面白い番組が放送されていた。

その名は「Whatever turns you on」。内容は、イギリス、アメリカ、メキシコ、そして日本の性についての国際比較。ちなみに、このChannel5は深夜帯にエッチ系の番組が多い。しかし、この番組はかなり真剣に作られている。なぜなら、各国でロケをしていたり、心理学者などがマジメにコメントして、学術的な裏づけもある。

内容はというと、文化によって人々の性意識や基準が異なる、ということを言いたいらしい。

日本人の性については、新宿や渋谷などの風俗街で実際に「現場」に行ったり、そのギョーカイの人たちのインタビューで語られている。

で、どんな風に日本人の性が論じられているかというと、その中心には日本人のイマジネーションの世界がキーポイントであるという。その例として、イメクラやコスプレ、ロリコンなどが挙げられている。

で、専門家のコメントによれば、“日本人は、いつも「適切に行動する」ことが求められている。だから、非日常への欲望が強い”という。例えば、制服(セーラー服など)を着た少女への性的な魅力が日本の風俗では多く見受けられるとされる。

ちなみに、この日本人に見られる制服への性的執着がロシアやアメリカにも広まっているとも分析されている。ロシアのタツゥーやアメリカのブリトニーが学校の制服を着て、セクシーさをアピールしていることがその根拠となっている。

“日本人って、想像力が豊かだな”というのが番組を観終わった後の感想だった。きっと、イギリス人も同じ感想であるに違いない。

©All Rights Reserved by peace_student