http://www.asahi.com/national/update/0525/024.html 首相批判の家族会にメール500件 4分の3が批判の声  「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)が訪朝後の小泉首相と面会し た際の発言に、批判が出ている。増元照明・家族会事務局次長(48)は25日午 前、拉致議連総会で「ご批判に対して」と題する家族会や支援団体「救う会」の見 解案を読み上げた。  救う会によると、首相と面会した家族会メンバーが訪朝結果を批判した22日夜 から、メールが500件、電話が100件、救う会にあった。4分の3は「首相に 感謝の言葉がない」「拉致被害者の家族の帰国を喜ばないのか」などと批判する声 という。  「見解案」では「テレビでは報じられていないが、発言者は首相に敬意を示し5 人の帰国への喜びを述べた」としたうえで「蓮池さん、地村さんのご家族が全員帰 国でき、曽我さんについても第三国での再会ができる見通しになったことはうれし く、小泉首相をはじめとする関係者のご努力に敬意を表したい」と改めて評価した。  そのうえで「小泉首相が(死亡・不明とされた10人の)未帰還者の真相解明を 強く迫らず、『制裁発動なし、コメ支援』という不満足な結果に事実上の幕引きと 疑い、強い怒りを感じた。私たちの力不足もあり、国民のご理解を得ることが不十 分だった」としている。 (05/25 15:22)