LIFE IN UNIVERSITY ACCOMMODATION

多くの学部生は大学の寮(University Accommodation)で生活をしています。

「寮」と言っても、実際はアパート暮らしと変わらないと思います。食事は自分で作るし、門限があるわけでもありません。どこの寮も建物入り口と各フロアーにそれぞれゲートがあり、セキュリティは結構厳しいと思います。2重、3重に扉のある構造になっていて、“まるで刑務所みたい”と言ったアメリカ人の留学生がいるほどです。また、24時間常に管理人がいるので、何かあっても連絡できるので、少しは安心できます。ただ、それほどセキュリティが厳しくなっているのも、ある程度の治安の悪さを示しているのかもしれません。しばしば、戸締りには気をつけよう!などという案内が回ってきたりします。

寮生活ということは、当然「お隣さん」のことも気になります。どんな人が自分のフラット(各フロアのこと)に住むかは、やはり運次第というところです。外国人留学生が多いブラッドフォードでは、色んな国籍の学生が「お隣さん」になる確率はとても高いと思います。例えば、僕が住んでいるフラットには、7人の住人が居て、イギリス人が2人(白人)、パキスタン系のイギリス人が1人、ドイツ人が2人、ギリシャ人が1人、そして日本人の僕という構成です。(写真は僕が住んでいる寮)

よく耳にする問題は、隣りの部屋の物音やラジカセがう騒がしいなどかもしれません。そんな問題に直面するかどうかも、やっぱり運次第でしょう。不幸にも、そんな問題に直面したら、直接苦情を言うか、管理人に申告するなどの何らかの行動が必要かもしれません。例えば僕の場合、幸いにも騒がしい学生はおらず、夜中にドンちゃん騒ぎというような問題はありません。しかし、隣りの部屋の目覚まし時計が本人の不在中に鳴りっ放しで気になることもありました。部屋は個別にありますが、共同生活には変わりないので、ある程度の問題があることは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

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