自習(Self-/Independent-Study)

日本の大学とは違って、朝から夕方まで講義で一日が終わるということはありません。学生の自由時間がとても多く、その間に自分で資料を読んだり、エッセーを書いたりすることが「勉強」とされています。

自分で学習計画を立てて、それをこなしていく。これがこちらでの生活の基本となります。無理のない学習計画を立てて、それを着実に消化していったり、時間を有効に使うなどのテクニックが必要かもしれません。

日本とイギリスの大学の違いは、この「自習」の重さだと思います。ブラッドフォードに来て思ったことは、日本のように講義に出るだけで一日が終わってしまい、体力も消耗したら、自習する力量が残らないということでした。当初は、「自習」と言われても、何をしたら良いのかが分からず、ただリーディングリストの資料を読んでいました。しかし、自分なりのペースが出来上がってくると、自由に自分の時間を使える環境が勉強には適しているのではないかと思うようになりました。

もちろん、人により好みが分かれると思います。ひとつ言える事は、「一人で勉強する能力」が必要だと言うこと。一般の学生も部屋に篭って勉強している人が多いです。これが現状ではないでしょうか。