ソフトいろいろ

 パソコンを始めたのがPC8001の時代だから,もうかれこれ20年以上もいろんなソフトを使い続けているわけである。
 ソフトに関して書き出せばきりがないが,とりあえずは,現在メインで使っているソフトをリストアップしてみた。

Opera6.5

 Operaの特徴はなんといってもタブ式ブラウザになるというところだろう。どんなサイトを見るときに便利かなんてことは,まあ置いといて,とにかくごちゃごちゃたくさんのウィンドウがデスクトップに散らばって,消すのが面倒,なんてことがないのが何よりだ。ポップアップ広告を撃退できるのも高い評価を与えられる。
 もう一つは,かなりの操作がキーボードで可能なことだ。「戻る」「進む」のキーが「z」「x」に割り当てられているのは特にLibrettoで使い勝手がよい。
 マウスジェスチャーも便利そうだが,今のところ使っていない。ただ,左右のクリックの組み合わせで「進む」「戻る」ができるのはうれしい仕掛けだ。
 カスタマイズできる項目が多いので,たとえばLibrettoのような横長の画面でも,部品のレイアウトを変えて天地を効率的に使う,なんてこともできる。
 Operaを知るまでは,Netscape一本槍だったが,最近はほとんど使わなくなってしまった。
 一応メインのブラウザということで使っているが,世の中まだまだIE向けに特化したホームページが多いようで,見栄えや動作がおかしいと,ついIEを立ち上げて確認してしまう。それでもやっぱり同じだったという例も多いのだが,最終的にIEを捨てきれないのは困ったものだ。

Winbiff,Shuriken2.2

 メールソフトである。Winbiffは仕事で,Shurikenはプライベートで使っている。
 ウイルス等のことを考えたら,とてもOutlookなんか使っていられないと思うけどね。

Atok15

 いわずとしれた仮名漢字変換ソフト(古いか?)である。DOSの時代からの辞書を引きずっているのでやめられない。
 ATOKは一太郎V3以来のつきあいである。変換効率は昔とは比べものにならないくらいよくなっているが,なぜか「しよう」とか「ないよう」とかいう言葉がからむとうまく変換できないことが多い。(私の文章がヘンなのかもしれない……。)
 ATOK Syncで辞書の同期がとれるのはよいアイデアである。
 一太郎12とともに買ったものだが,一太郎本体はほとんど使っていない。文字数行数が指定された文章のときに使うくらいである。

Idiskツール

 一太郎におまけで付いてきたものである。自宅と職場のデータのやりとりに使っている。
 自宅にはMOなどないので,Librettoに入れたり,CDRに焼いたり,USBメモリーを使ったりしてデータのやりとりを行っていたのだが,Idiskツールを導入してほとんどその必要がなくなった。(Idriveなども使ってみたのだが,どうも使い勝手が悪かった。)
 一太郎12を買ったのもほとんどInternetDiskの増量のためといってもよいくらいである。

Lotus123 2001

 DOSの時代から慣れ親しんでいる。数年前までは,罫線を引くのにも「/wx」などと指が勝手に動いていたが,さすがに最近はマウスを多用するようになってしまった。(マウスよりキーボードを使う方が生産性は絶対に高いと思うのだが,人間つい楽なほうにいってしまうようである。一日の仕事の大半をマウスの移動に使っているのではないかと思うことさえある……。)
 表計算といえば,Excelしかないような今日この頃だが,仕事上やむを得ないとき以外は使わない。

Lotus WordPro 2001

 Amiproのファンクションキーによる操作は便利でよかったのだが,WordProになって,デフォルトの仕様が変更されてしまったのは残念である。それでもまあ,いつの間にか慣れてしまって,自分専用のスタイルシートを作って使っている。
 ワープロといえば,Wordが定番かもしれないが,Wordの使い勝手にはどうにも慣れない。デフォルトでよけいなことをしすぎる。
 たとえば,Word97で段落に勝手に番号がつくのはまだよいとしても,それを消そうとしてBackspaceやDeleteを押しても消せないというのは,それこそ非常識というものであろう。
 スペースをいくら入れてもスペースが開かないなんて,欧米流(?)の考え方にはとてもついていけない。
 Wordproはその辺はよくできていて,Backspaceで段落の属性を残したまま簡単に番号だけを消せるのである。もちろんスペースはスペースとして入るし……。
 どうでもよいことだが,最近のWordはそのあたり改良されているのであろうか。 

Lotus Organaizer 97

 これまたLotusだが,2001ではなくて97である。SHARPの電子手帳PA-Z900を使っているが,それとのデータのやりとりのため,未だに97のままである。
 2001を使うとデータのやりとりができないのか?と聞かれると実験していないのでわからない。電子手帳の方は実際はほとんど使っていない。万が一のための保険である。それでも一応Organaizerのデータを更新すると,念のため,電子手帳とシンクロしているのである。

Mifes for Windows Version6

 この文章もMifes上で打っている。やはりDOSの時代から慣れ親しんでいるので,手放せないでいる。かつてはマクロを組んだり,正規表現による置換とかを必死で使った時代があったが,最近は単に文章を打つだけの道具として使っている。
 文章を打つだけなので,ずっとバージョンアップしないできたのだが,Windowsとの親和性を考えて最近になって思い切ってバージョンアップした。

Paint Shop Pro V4.2

 古いソフトであるが,起動が速いのと多数の画像形式に対応しているので便利に使っている。
 大量の画像を一括して別の形式に変換するときの動作が速いのもいい。

Media Center2.1J

 Paint Shop Pro V4.2にオマケ(?)としてついてくる画像のサムネールを表示するソフトである。デジカメの画像を整理するのに使っている。
 数年前,大量の画像を天地サイズ順にソートする必要があって,いろいろ調べたのだが,このソフト以外見つからなかったので,それ以来の縁である。
 ただ,古いソフトのせいかWindows2000やXP上でファイルの読み込み中に突然行方不明(?)になってしまうことがある。
 そろそろ買い換えないといけないかもしれない。

Adobe Photoshop 4.01J

 これも古いソフトである。
 メモリの使い方が特殊なようで,Windows2000上などでも他のソフトと組み合わせて使うとパソコン全体がハングアップしてしまうことがある。
 バージョンアップしなければと思うのだが,けっこうなお値段だし……,というわけでそのままにしている。

DbPro V4.5

 Windows95の時代からの愛用ソフトである。DOS上では「桐」を愛用していたが,Windowsへの移植が大幅に遅れたために,試しに使ってみたのが始まりである。「桐」の開発メンバーが会社を飛び出して作ったソフトというウワサもあって,「桐」に慣れた身としては,Accessなんかよりはるかに取っつきやすかった。(ちょっとしたコマンドの違いとか,”と’の違いとか,些細な点が異なったので,それなりの苦労はあったけど……)
 以後,DBpro一筋で今日まで来ている。
 データベースとしては珍しく(?),大量の画像を処理するのが得意である。たとえば,フィールドをファイル型にして画像のファイル名を入れておけば,カード型画面でその画像が表示される。
 対応する画像の形式が多いのも特徴である。(pctへの対応がないのは残念だが)
 ただ,前のバージョンではtiffの圧縮形式に対応していたので,すべてその形式で管理していたのだが,V4になって(特許の関係から)対応しなくなってしまった。そのため,数万に及ぶ画像ファイルをすべてpngに変換し直した。この辺はまあやむを得ないこととはいえ,何とかしてほしかったところではある。

ホームページビルダー6.0

 このページの作成に使っている。
 AdobeのPageMillも使ったことがあったが,Mac風の操作にイマイチ慣れなかった。
 何回かバージョンアップをしているが,基本的な機能しか使っていないので,宝の持ち腐れといったところである。
 むしろ,一緒についてくるftpソフトを使う方が多いかもしれない。

Visio 2000

仕事で時々使う。机の配置図なんかあっという間にできてしまうので,いざというときに重宝する。

Mcafee.com インターネットセキュリティ Pro

 仕事用パソコンのウイルス対策としては,会社名が文字通りMcafeeといった時代から使っているが,プライベートでは手間いらずのこちらを導入した。
 ウイルススキャンオンラインとパーソナルファイアウォールplusを導入している。プライバシーサービスは今のところ特に必要性を感じないため使っていない。
 最初,ファイアウォールをインストールしたらftpができなくなってしまった。オプションをいくらいじくっても,ファイアウォールの動作そのものを終了させても,なぜかftpできないので,ついにアンインストールしてしまった。
 最近になって,加入しているCATVがグローバルIPアドレスになったことに加え,ソフトもバージョンアップしたようなので,再度インストールしてみた。
 こんどはftpもふつうに使えるようで,ひとまず安心である。
 このファイアウォールはなかなかおもしろい。パソコンをつけっぱなしにしておくと,2〜3時間に1回ぐらいの割合で外部からのアタックが報告される。選択肢が出るので「追跡」を選ぶと世界地図が表示されてどこからアタックされたのかがわかるのである。なぜか日本の「三島」あたりを経由して,アメリカとか中国とかからアタックされていたりする。どこまで正しい情報なのかわからないが,まさに世界につながっている,という感じでちょっとわくわくする。
※その後わかったのだが,エキスパートで経度緯度を正確に入力するとなぜか三島あたりが表示されてしまうようである。ここは地名で入力した方がよいようだ。

(2002年9月)

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