一人一仏 と 宗教芸術院支部  雅風会

【一人一仏 と 宗教芸術院】  ※宗教芸術院ホームページより, 詳しくはこちらへ
   
 以前、仏像彫刻は、他の伝統芸術の世界の例にたがわず、一子相伝的な制度のもとに、ごく一部の限られた人々のあいだにのみ、その技法が伝えられているにすぎませんでした。そのため、一般の人が仏像、仏画制作に親しむ機会は、ほとんど与えられていなかったのです。
 松久朋琳、宗琳父子は、そんな閉鎖的な状態に疑問を抱き、技法と共に、その醍醐味をも広く人々に開放すべきと考えておりました。
「一人一仏」 -人間一人一人の、どなたの心の内にも仏さまが宿っていらっしゃる。その自身の仏性に出会う場を持っていただきたい。技量の上手、下手を競うのではなく、仏さまを彫り、描く愉しさに触れつつ、より多くの人々に、その至福の時間を知っていただければ- そう念ずる朋琳、宗琳のもとに愛好者が集まりはじめ、やがて自然発生的に生まれたのが、宗教芸術院なのです。・・・
     
【一人一仏 と 宗教芸術院支部 雅風会】   ※仏像彫刻教室のご案内はこちらへ
   
  大佛師 川村雅則は、宗教芸術院 関東支部長を30数年にわたり務め、生涯「一人一仏」を伝え続けました。
 師の工房に遺されていた作品は、「川村雅則佛像彫刻記念館」で保管、公開されています。
 同記念館1階では、師の教えを受け継いで発足した「宗教芸術院支部 雅風会」が、仏像彫刻教室や研鑽会を開催しています。また、館外(東京都、埼玉県、新潟県)でも仏像彫刻教室を行っています。
 左の散華「一人一佛」は、師の教えを受けた賛助会会員の筆になるものです。  


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