* 2011  2月号 * 

「こみゅにてぃぷらざ八潮」での演奏

1月30日に旧八潮南小の施設が改装して「こみゅにてぃぷらざ八潮」として生まれ変わる開設記念行事が行われました。E音会ハンドベルクラブは演奏でお祝いに参加しました。踊りや演奏の発表の最後でしたので、お客さんが少なくなる事を覚悟して演奏に望みましたが、満員のお客さんが残っていて嬉しい驚きでした。しかも最前列には、すまいるスクールハンドベル教室の子ども達が応援に来てくれていて、これも嬉しい驚きでした。

この日の演奏は全員で10人という、一人一人のミスが目立ってしまう、緊張を強いられるものでしたが、大きなミスもなく良い演奏が出来ました。そして部屋の残響もベルの演奏にはちょうど良い長さなので、人数が少なくても綺麗に響いため、お客さんから大きな拍手を頂きました。八潮の皆さんの新しい施設への関心の高さも相まって盛り上がった会でした。

 

第11回八潮音楽祭に向けて

今年も3月に八潮音楽祭が開催されます。今回で11回目です。昨年から新しく出来た八潮学園のアリーナで開催していますが、今年も同じ場所と時間で開催されます。E音会子どもコーラスクラブは1月の練習から音楽祭に向けて練習が始まっています。昨年は三沢先生の発案で物語仕立ての歌の発表になりましたが、今年も「象列車よいそげ」という歌を膨らませた物語仕立ての発表に取り組んでいます。この歌は、太平洋戦争の末期に動物園では逃げると危険な動物達を泣く泣く殺したのですが、戦争が終わって平和になって動物園に象が運ばれてくる、というお話から出来た歌です。今から60年ほど前の子ども達のわくわくした喜びと希望が伝わってくるとっても良い曲です。時代を超えて子どもコーラスクラブの子ども達も共感して大好きな曲です。今回はそう言う時代背景もあって、懐かしい他の歌も練習しています。どうぞお楽しみにして下さい。3月27日(日)13時開演です。

 

月の練習について

 ハンドベルクラブ

2月 5日(土) 八潮地域センター階 講習室2    130分から

2月11日(金・祭) イオンデー ジャスコにて黄色いレシート集め

          3時〜5時まで 

2月12日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   130分から

2月19日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   30分から

2月26日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   130分から

3月 5日(土) 八潮地域センター階 講習室1    130分から

3月12日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   130分から

3月19日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   30分から

3月26日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   130分から

3月27日(日) 第11回八潮音楽祭 

子どもコーラスクラブ

 毎週月曜日 八潮学園小学部3階音楽室 4時から  

2月は 7日、14日、21日、28日  3月は 7日、14日、21日 

 

月生まれの人

2月  7日 森岡 万貴  さん    2 14日 大迫 愛七  さん  

お誕生日お目出度御座います

 

“音を楽しむ”、だから“音楽”!その16

〜 音楽との出会い 〜                   三沢えり子

 

正確には、楽曲との出会い、が正しいかも知れません。道を歩いていて、ふと耳に入ってくる音楽、何気なくスイッチを入れたテレビで流れていた、あるいは演奏されていた音楽に、心を惹かれることがよくあります。あとで、ゆっくり聴きたいな、と思う時は、演奏の終了を待ってタイトルを確かめたり、コマーシャルなどですと、PC(今は便利ですね!)で、企業名と“CM”と入力すれば、たいていの曲の題名がわかりますから、購入したり借りたりするときの助けになります。ところが、街で聴きかじった音楽は、そうはいきません。

いつかなど、友達に聞いても、図書館で借りてきた『名曲100選CD』でも曲名がとうとう分からず、山野楽器の店員さんの前で、「こんな曲です」と口ずさんで、ようやく曲名が判明した、ということもありました。さすがにあの時は、隣で会計を待っているお客様が、怪しむように私を見るのでちょっと恥ずかしかったですね。でも、瞬時に、「ああ、それは○○の○○という曲です」と答えてくださった店員さん、素晴らしい!!ですよね。

そうして心にたくわえた音楽が、私を創ってくれて、うれしい時、悲しい時、落ち込んで這い上がれないと感じる時、私に共感してくれたり励ましてくれたりするのです。

この意味で、音楽と本は似ていると思います。いろんな音楽があり、様々な本がありますが、その中のどれと出会うかは、まさに“一期一会”と言えるのではないでしょうか。  

テキスト ボックス: 風呂場にて
風呂場に
初日が射し込み
窓辺の水滴が
まぶしく光る朝
六十二歳の倅に
朽ち木のような体を
洗ってもらう

ヘルパーさんより
上手くはないけれど
私は うっとり
目をつぶる

  年の始めのためしとて
背後で 口遊(くちずさ)む歌が聞こえる
それは昔 私が
お前にうたってあげた歌


実は最近、話題になっている99歳の詩人・柴田トヨさんの詩集を買いました。どの一遍も心が振るわされる詩ばかりですが、そのうちの一つをご紹介します。

私の父は、私が幼い頃、よく膝にのせては「えりは、ホントに可愛いね(お恥ずかしい、でも父にとっては可愛かったのでしょう・・・)♪」と、歌ってくれたものでしたが、母になった私はやっぱり「〇〇はホントに〜♪」と歌いました。“だから何?”って話ではないですが、音楽ってそんなものかな?とも思うこの頃です。年のせいでしょうか?

詩:著者 柴田トヨ 『くじけないで』より   飛鳥新社 発行


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