「藤澤」は細かい部分が多く、屋根、人、特に橋の部分はうまく表現できませんでした。色の使い方を工夫すれば絵がもっと明るくはっきりしたと思います。[西　朋]
この絵は、観光地のペナントのように、１枚の中に土地の象徴を凝縮している。実際は、遠景の清浄光寺（遊行上人が開いた）、近景の江之島弁財天・大鳥居は、一緒に見ることはできない。盲人たちが芸事の神・弁財天に詣でているのは、当時の盲人が按摩の他、音曲に就くことが多かったからである。
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