セーターで巡る東海道五十三次
大磯(虎ヶ雨)

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制作者から「保土ヶ谷」に続き2枚目なので、中細で編んでみたいと思い、機械編みにしました。機械編みは裏を見て編むのですが、もう編み終わりという時に表を見てガクゼン。模様が反対なのです。気持ちを入れ替えて編み図を書き直しました。馬、家並み、木の感じを出すのに苦心し、特に雨はいろいろ試してみました。大変、大変の連続でした。[福本弥生]

原画原画のお話「虎」は、大磯の遊女・虎御前のことで、曾我十郎との悲恋は、歌舞伎狂言にもなった。小余綾磯[こゆるぎのいそ]と呼ばれた大磯の雨は、虎御前の涙か。水平線の上がすでに明るく、もうすぐ雨も上がるのであろう。

関連リンク東海道・大磯の杉並木 : 化粧井戸 : 延台寺(虎御前)

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