セーターで巡る東海道五十三次
亀山(雪晴)

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制作者から旧東海道五十三次を歩き始めて間もなく、その版画をセーターに編み込んでみようということになったが、編物経験の浅い私には、仕上げられるかどうか不安であった。幸い、親しい同窓生の特訓を受けることになり、何とか故郷に近い宿場町・亀山「雪晴」を仕上げることができた。技術的に未熟ながら、惜しみなくバックアップしてくれた友人に感謝しつつ、思い入れの深いセーターの完成に、感慨一入である。[宮崎朝子]

原画のお話「亀山−雪晴」は、高低差のある見事な構図で、高みの多聞櫓は県下唯一の城郭建造物として現存している。また、すそに広がる街並も歴史街道として当時の雰囲気を色濃く残している。雪晴れの空と遥か鈴鹿峠を望む眺めは今も変わらない。

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