グアム卒業旅行12話

副題   思いではわんきょくするからおもしろい。

12.dinner


ダッゴルフも終え、市内のゲームセンターでホッケーをやったり 近くの水族館などにいったりして

夕食までの時間をつぶしていた。


しかし、買い物をたのしみにしていたNだとsusaは ゲーセンなどにはよらずおれらと別で楽しみにしていた買い物にいってしまった。


おそらく ブランドでも見ているのだろう。



こうして離れ離れになっていたおれらはひとしきり遊びも終え、夕食の時間までレストランの下にある免税店で買い物をしていた



6「みやげとかどーするー?」



S「バイト先とかにはチョコ買っていこうかなー。」



M「この酒うまそうじゃね?」



などと、会話しながらショッピングを楽しんでいる。しかし、所詮エタ・非人 クラスの買い物であるのはゆうまでもなかった。




ショッピングセンターは免税店である。ゆえに そこで買っちまったほうが安く済むのだ!




そして みんな買いだめに走っていた。


おなじみの エタ・非人階級



ここぞとばかりに チョコをまとめ買い(1箱200円しない)。


日本に帰ったら、友達、家族にばらまき 最低階級の脱却をめざすのだ!



そのでっかいジャスコみたいな免税店の中には香水を売っている通路なども存在した


おれらは なにげなくそんな香水のにおいがプンプンする 方向へとすすんでいったのだった



kや「なんかいろんな香水があるな」




そうです。よくよくみるとシャネルだのカンヴァンクラインだの有名なブランド物の香水がならんでいた。


そして、左右を見渡したそこには ブランドブティックがあった


すると そこにはブルジョワジーな先客が、



Nだ「あーこれ かわいいねえ」




susa「うーんそうだねー」







あなたたち・・・・・




いったい 何件はしごした?
(さっきまで全く違うく場所の店に行ってた)




Nだ「よしっ!つぎいこっ」



susa「うん!」





おいおいブランド制覇する気か?


そうか!おれらがグアムで金を使う分 この孤島は潤うのだ!


そうして ブランド店にバンバンはいっていくのを見て おれらの こころのヒモはすっかりゆるみ



おれは やまやーんを連れ
COACHにぶっこみをかけた。



Mっきは
二個目のヴィトンサイフをしたたかにねらっている・・。



Fっちーは
あやしい雑誌をかうために 孤軍奮闘中だ!(no ブランド)




そうして時間もすぎていき 夕食の時間になった


おれらは みんなそろって夕食をたべにレストランにはいった。


そして 席についた。


一見ファミレスの感があったが 映像が壁に映し出されていたりとなかなかおしゃれ


そのなかでは 当然食欲も沸いてくるのだった。



おれ「さて 、ではグフメの一品を・・・・・。」



S、M「またかよー」



Iくら「おまえがたのむの
まずそうだよな」




おれ「きさまら!」


さて、的確な意見は置いといて



しかし、これは汚名挽回のチャンスである!



ここでグフメ=まずいものから グフメ=だれもがうらやむ名料理 へと変わるのだ!


そして おれは最初の一品をウェイターに言い放った!



6「この**番のやつください。」




注文表には番号も書いてあったので それで頼んだ。


800円くらいする俺の前菜だ。


よこでは、喫煙組が なにやらコースを頼んでいたが グフメはみずからその道を開拓するのだ!



きめられた料理などいらぬ!そんなもの恥辱!



そして ちょうど横にいたS皮君とピザを半分ツ にしようと持ちかけ、一つピザを頼んだ


せっかくのグアムだ。酒があってもいいじゃないか。


ということで、千円くらいするカクテルを頼みました。当然これにもグフメの魂がこもっている。すこしとおいところでは






TJ「セックスオンザビーチください(いやーん)」





おれ「(ふふふ。ミーハーめ!)」




そうして思い思いの料理を注文し、かくして料理が出されることになったのだ!




しばらくし、飲み物がでてきた。




W「このカクテルの方ー」



おれ「あ、おれおれ」



それは千円の名に恥じぬ立派なカクテルだった。


グラスはでっかいワイングラスの口を広げたようなもの、色は透き通るブルー、さらに南国気分満載の花つきだ!



数人「おおー」



グフメ挽回成功。



よこで TJがなんだかわからんものをのんでいるときに おれは余韻に浸っていた。



ゴルフの話などを肴にしながら 楽しい夕食を過ごす。


そして ただ一人前菜を頼んだおれのところに プライドをかけたグフメの一品が到着したのだった




w「はいこれー」




ぜんいん「・・・・・・・・・・・・」




しかし、その皿にはマッシュルームらしきものがかわいく並べられているだけだった。






k「なか●きたよー」




そして 俺の目の前には800円もする 小さなマッシュルームののったお皿が置かれたのだった。



6「・・・・・・・・(しまった)」



するとMっきー



M「それぜったいグフメじゃだろー」



もう グフメってゆうな!


しかし!うまければ まったく問題はないのだ!


多少高くても、味に満足すればこの場合はどうにか 信頼を回復できるのだ!



しかし、たべた味もただのマッシュルームだった。





そして、ただひとり前菜を頼んでしまったためにみんなの前で二日連続公開処刑され



追い討ちをかけるがごとく、S皮といっしょにたのんだピザも





ピーマンがのっている。



すでに食べることができるものが注文する能力さえ破壊されていた。



おそるべきグアムの食事・・・・・。




喫煙組のコース料理はなかなかうまそうなレパートリーなううえに デザートまでつくという・・・。




かれらは 労せずして今宵も満足な晩餐をおくっていた。



おれはしかたなく ピーマンをS川のピザの上に全部の乗せ(最低)


おもいどおりにならない さもしい食事をしていた。


しかし!そこでおわらないのが うちの学年。


おれが コース料理をもの欲しげにみていると





組長「はらいっぱいだから食べる?」




救世主発見。



ピーマンをたべてくれるS皮もまあ神だが、



たべたいとおもったものをたべさせてくれるあなたは 神認定


さらに


y「もうデザートくえねえ。」



デザートもゲット!



もはや 隣の青い芝をむさぼりくっている状態だ





こうしてグフメ神話はもろくもくずれさった(もともとない)




夕食を済ませ、ホテルに帰る。


すると同部屋のFっちーが 戦利品を見せてきた。


F「な●のー。ちょっとみたい?」




6「うん。見とく。」



そしてみんなこの戦利品に殺到。kやまさんまで来る始末だ。




F「これって税関ひっかかるかなあ?」



なるほど、たしかに空港でそんなものみつけられた挙句 「だめでしょ」っていわれるくらいなら


さっさと見て捨てたほうが良い。


Fっちはバックにささっとそれをしまい、どきどきしながら税関をとおるのだろう



そうして ホテルでゆっくりしたあと、目玉企画のTJ、てっぷのグアムゲーム大会がはじまることになった。


to be counted