グアム卒業合宿9話

副題   思いではわんきょくするからおもしろい。

9.魔王


午後、食事もおわり おれは食後のひなたぼっこを していた。


ひやけどめは 塗らなかった。男である。


TJさんやkやまさんは かなり塗っていたがおれらはそれをみて


「大丈夫だってー普段テニスしてんだからー」(四年次)


これが のちのち大変なことになったのは いうまでもない。


おれは海にはいらず 組長砂浜でごろごろしていた。


組「あのこのくびれたまんねーよー」

おれ「くびれかあー、おれとは視点ちがうなー」



などと、低俗な会話を繰り返していた。(たのしかった)


そうしながら うみをぼけーっとみていると 数多い観光客のなかで ただひとり 明らかに違うやつ


紛れ込んできた。



そいつは 海の監視員である。


こともあろうか その監視員は おんなのこをみつけては なまこをなげ反応を楽しんでいるようだった。


S皮「あれ ボブじゃねえ?」



ボブってだれだ?あの監視員の黒人か?たしかに でかいし、重そうだ。


そしてそのボブは ところせましと 暴れまわっている。


なまこ攻撃は 当たり前、



ときには、絶対負けない 水の掛け合いをしたり 暇そうなおんなのこを いきなり拉致るなど


まさに 海の暴君と化していた。


6「うわー よくやるなあ」


と、ボブの背中に なまこが当たった。


6「お!やるなあ どこのどいつだ?」



なまこがなげられた 方向をみると 



S皮とkβが なまこをさらに投げつけようとしていた。(なまこは大切に)



S「やべえこっちくる はやくなまこ!!!」


と 聞こえてきそうだったが、ふたりは逃げた。



海に足が つくくらいの深さだ。当然逃げ切れるだろうと 思ったが



ボブの速さは尋常ではなかった。




あえなく つかまり、



kβは 海にあたまを押さえつけられていた。(かるくしぬ)



S皮にいたっては バックドロップをかまされていた。



さらにとばっちりをくらった やむやーん♪は つかまれて 投げられた。


みんな この海の魔物を 倒すのに興味しんしんだ。





ボブも つかれたのか 最後にこう言い放って 持ち場に戻った。



ボブ「I have an agent !



agent!?そんな仕事じゃないだろ?





そして、みるみるうちに 赤くなっていく kβの肌をみて 


日焼けしすぎはよくないなと おもいながらおれたちはホテルへとかえっていったのだった。

to be counted