東銀座実験劇場 公演案内



東銀座実験劇場小さな試演会
(ねずみ)

2005916日、17日 銀座吉水・かくえホール


作・演出・稲田和浩
音楽  ・高橋久美子

鼠、由美       阿部明日香  

夫          山城 秀之  

妻          日吉  薫  

オス鼠、桑田、長寿庵 沖森 健一   

平和な家庭に突然現われる侵入者。妻はパニック、夫は無関心、そして徐々に増幅してゆく侵入者の恐怖、その結末は‥‥
昨年の二人芝居「ピエース」につづく、稲田演出作品第二段。

演出家に聞く(ミニインタビュー

 −今回の「鼠」ですが、どんなお話なんでしょうか?

稲田 現代モノの家庭劇ですね。

 −家庭劇というのは、ホームドラマですね。

稲田 そうそう。普通のどこにでもありそうなことに、まぁ、色々な人の心情をからませて、おもしろおかしく見せられたらいいナァと。

 −稲田さんの作品は前の「牡丹燈籠」みたいに演芸とか邦楽が下地になっているものという印象がありますけど。

稲田 別にそういうこだわりはないですよ。去年の「ピエース」も現代劇だし。落語や浪曲も現代モノのほうが多いかもしれない。

 −なんで今、演劇なんですか?

稲田 それは前から言ってきたことだけど、テーマ先にアリで、それを演劇でも演芸でも活字でも、伝えやすいジャンルで語ってゆくわけですから。演劇は18歳の時に学校入って勉強してるから、ある意味、本家帰りみたいな思いはあるのかもしれませんね。

 −影響を受けた劇作家とか演出家はいるんですか?

稲田 僕らの世代だと、寺山修司とかに影響受けるのが普通なんだろうけど。演劇はじめた頃は何も知らなかったからね。役者やれば、腹から声出せ、役になりきれ、みたいなことしか言われないし。演出の勉強すれば平台運んでるだけだし。面白いもの作りたいという気持ちだけはあっても、方法論も何も持ってなかったからね。

 −今はある?

稲田 演芸を二○年書いてきて、エンターテインメントはどうやって作ったらいいかという方法論は身についてきたんじゃないかと思いますよ。それを生かしてゆきたいと。

 −東銀座実験劇場はどういう活動をしてゆくんでしょうか。

稲田 役者でも脚本家でも他のスタッフでも誰でも入れる会ですから。別に私の作品に限らずね。参加する人が企画を出し合って、これやろう、みたいなのがあれば、出来るメンバーが参加してやります。物理的な問題と経済的な問題、あとは面白ければなんでもありですから、やりたい人はどんどん参加してください。


出演者&スタッフ

ASUKA ABE   東京都出身。フリー。小劇場を中心に活動。最近の主な舞台−「義経」(シアター・ジャック)、「タイムマシーン・トーク」(G-BOX)、「下町B級観光案内」(にんげん座)、「ピエース」(稲田商店)など。鶴田流琵琶を中川鶴女に師事。  東銀座実験劇場8月試演会「牡丹燈籠」琵琶演奏。

HIDEYUKI YAMASHIRO   山口県出身。水産庁に10年勤務後、上京。新横浜ラーメン博物館で、紙芝居、似顔絵の仕事で現在に至る。舞台、自主映画、企業ビデオ等多数出演。主な舞台-「白い子守唄」(クラスアウトプロモーション)、「12日間の魔法」(office peacmaker)、映画「東京おしゃれ探偵マヅヤマゴウGO」(中原充・監督/インディーズムービーフェスティバル入選)など。 東銀座実験劇場8月試演会「牡丹燈籠」、新三郎、伴蔵、志丈など。

KAORU HIYOSHI   静岡県出身。前進座付属俳優養成所卒業、前進座研修生、ブレヒトの会を経て、現在フリー。主な舞台-「東京行進曲」(東京芸術劇場開館記念行事特別公演、千田是也・演出)、「犬神/われに五月を」(寺山修司13回忌特別公演)、「雪やこんこん」(SHU企画)、「下町B級観光案内」(にんげん座)、人形劇「どんぐりと山猫」(どんきい劇場)など。
東銀座実験劇場8月試演会「牡丹燈籠」、お露、おみね、など。

KENICHI OKIMORI   
東京都出身。えりオフィス所属。主な舞台-「仮面ライダー戦闘員日記」(メガバックスコレクション)、「六区純情大通り」(にんげん座)、「ラ・ボエーム」(小澤征爾オペラ歌劇)など、短編映画「Calling」(中村真夕・監督/ヒューストン国際映画祭金賞)、CF「任天堂64、マリオパーティ」など。
京花流新日本舞踊の他、ダンス、殺陣、アクションなどが特技。

KAZUHIRO INADA 脚本・演出   東京都出身。大衆芸能脚本家。日本脚本家連盟著作権委員(演芸部)、社団法人日本放送作家協会会員、国際現代琵琶楽会理事、民族芸能を守る会相談役、YUKIの会構成員、作者部屋同人。落語、浪曲、講談などの台本、長唄、新内、琵琶などの作詞、放送台本、演劇脚本などを中心に活動。主な舞台-「ひとごろし」(YUKIの会/山本周五郎・原作を脚色/エジンバラ演劇祭参加)、「ピエース」(稲田商店/脚本・演出)。東銀座実験劇場8月試演会「牡丹燈籠」(脚本)

KUMIKO TAKAHASHI 音楽   東京都出身。作曲家。武蔵野音楽大学音楽教育学科卒業。ピアノ専攻。作曲を田辺恒弥氏に師事。国際交流日本馬頭琴協会会員。クラシック、邦楽、舞台音楽等、ジャンルを超えた作曲活動を国内外で行っている。


過去の上演記録は、こちら




募集
東銀座実験劇場では、試演会の俳優、スタッフを募集しています。
スタッフは9月公演より、俳優はそれ以降の公演から参加できます。
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