尾小屋鉄道

Die Ogoyabahn
Isikawa-ken Japan

尾小屋鉄道  新小松  キハ1
尾小屋鉄道は新小松〜尾小屋間16.8kmを結んだ軌間762mmの軽便鉄道。
頚城鉄道や井笠鉄道が廃止された後、軽便らしい軽便の最後の存在として親しまれたが、1977年3月20日を以って廃止された。
ここでは1975年7月当時の情景をご紹介する。
カメラはLeotax K、レンズはTopcor 50mm F3.5

Ogoya-bahn (Privatbahn)
Spurweite 762mm
Laenge 16800m (Shin-komatsu bhf 〜Ogoya bhf)
Abschaffung 20.Maerz.1977
新小松で発車を待つキハ1
朝の通勤客を乗せて新小松へ到着し、折返し下り列車として発車を待つ。
キハ1は1937年(昭和12年)日本車輛製。
全長9260mm、機関UD3、110PS、機械式4速。
Shin-komatsu bhf.
バケットカー  キハ2
この時はキハ2は車庫の片隅の側線で休んでいた。右手は国鉄北陸本線の線路。
キハ2の諸元は1938年(昭和13年)日立製作所製。
全長10700mm、機関UD3、110PS、機械式3速。
キハ3  (元 遠州鉄道キハ1803)
キハ1,2が戦前製なので、キハ3は昭和29年製とはいえ、ひときわ新型に見えた。しかし車体はずいぶんくたびれて見えた。
汽車会社1954年製。
全長10590mm、機関ISUZU DA45、90PS、機械式(減速比は形式図に記載なし)。
小荷物の積込み風景
少量ながら、小荷物を客車や気動車の車内に積んでいた。
段ボール箱の他、沿線の農家の乳牛から搾り取ったミルクの缶も積んでいた。
新小松にて。
留置されていた客車
朝夕は気動車の後ろに客車を1輛増結していた。
ラッシュの時間帯以外は側線で専ら昼寝のようであった。
新小松にて。
交換駅 金平
同線のほぼ中間にある金平で、上下列車の交換が行われた。
写真は上り列車のキハ1。
職員の上に腕木式信号機が写っている通り、ここではタブレットの交換が行われた。
終点 尾小屋はもうすぐ!
ジリジリと照りつける日差しの下、ハンカチを頭にのせて待っていると、定刻どおりカーブの向こうからキハ3が姿を現した。
キハ3 尾小屋駅構内に進入
エンジン音を響かせながら山峡を抜け、ようやく尾小屋駅構内へと辿り着いたところ。
終点 尾小屋
蝉の声に包まれた炎天下、尾小屋駅構内は時間が止まったようであった。
数輛の貨車客車、休車の小型蒸機が見える。
Ogoya bhf.




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