池上線目蒲線

Tokyu Ikegamilinie und Mekamalinie
Tokio Japan

東急電鉄池上線、目蒲線の旧型電車は1989年に引退をした。
ここでは昭和の時代を半世紀にわたって走り続けた名車「デハ3450型」の在りし日の情景をご
紹介する。(拙書「池上線目蒲線」より)


池上線と目蒲線が同時発車 
左は蒲田駅を同時発車する池上線デハ3650型(3655)と目蒲線デハ3450型(3472)。
1982年2月撮影。
Kamata bhf
雪の石川台
近年の東京の冬は、雪が降ることも少なくなった。
昔の東京はよく雪が降ったそうだ。降りしきる雪の中を古い電車がやってくる姿は、遠い時間の向こうからやってくるようだ。
デハ3466他。1980年2月撮影。(RP1999-3)
桜咲く石川台
石川台〜洗足池間の切通しは桜の名所である。満開の染井吉野の下を行くデハ3467他。
1982年4月撮影。
桜の踏切
長原と洗足池の間で見られた情景。邸宅に植えられた桜の枝先が、電車の風で揺れていた。
今、邸宅はマンションとなり、桜の木は見られない。
1982年4月撮影。
池上線の車輛基地 雪が谷大塚検車区
池上線は短い線区なので、検車区も小規模である。小さな構内ではあるがラッシュの前後には電車の入替が多く、活気があった。電車の撮影をするならラッシュが終わる頃、線路際に立てば、一通りの形式を撮影することが出来た。
1978年3月撮影。
目蒲線 田園調布−多摩川園間 1
田園調布と多摩川園の間は、東横線の線路が並走し複々線になっている。今では地下化されて風情はなくなったが、地上時代、高台に囲まれたこの区間は緑も多く、絵になるポイントであった。
デハ3474他。1980年11月撮影。
目蒲線 田園調布−多摩川園間 2
目黒に向かって上り勾配になっている。デハ3450型は懸命に坂を上るが、東横線のステンレスカーに抜かれてしまう。写真背後はテニスススタジアムの「田園コロシアム」。デハ3471他。
1980年11月撮影。
目蒲線 田園調布−多摩川園間 3
全金属車体を載せたクハ3670型、3770型は実にいいスタイルであった。無駄なものがなく機能第一でありながら、窓の大きさ、アルミサッシの細さ、尾灯の位置等が秀逸であった。またこの両形式はベンチレーターや屋根のカーブ、前照灯の形も各車様々で興味深かった。
クハ3672他。1980年11月撮影。
ターミナル蒲田駅
短いホームながら、頭端式に4本の線路が並ぶ大屋根のつくりで、どこかヨーロッパの駅のようだ。
左はクハ3755他。1978年10月撮影。




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