[水仁線の情景]


水原駅  (Suwon bf)
左が松島行き列車。気動車による2輛編成(161+165)である。右が増結用付随車。
プラットホームは低く、どこまで舗装してあるのか判らず、ぬかるんで歩きにくかった。
特記を除き1990年12月29日撮影。
水原駅を発車
起点、水原駅を出ると雑然とした裏町を揺ら揺らと車体を振りながら走る。
やがて築堤に差し掛かると右に大きくカーブする。そのカーブした先に京釜線を跨ぐ鉄橋がある。
発車を待つ
水原13時30分発893列車。上下共列車は、早朝、昼そして夕方の3本だけ。
車内は年末とあって、ソウルあたりで買い物をしたとおぼしきおばさんが散見された。
発車間近の運転台
右側運転台である。
貫通扉にはタブレットが掛けられている。
扉回りの隙間風を防ぐためテープが貼ってあるところなど日本と同じである。
コントローラーは東芝、制動弁は日本エアーブレーキ製であった。
水原郊外を行く
上下左右、実によく揺れる。胃の中がかき混ぜられそうだ。これだけ揺れているのに、この狭い軌間でよく脱線しないものである。
沿線には田が多く、そこに水を張って凍らせてスケートに興じる子供の姿もあった。
検札風景
無人の停留所が多いので車掌は検札に忙しい。
天井の白熱灯は夜間にいい雰囲気を醸し出すことだろう。
安山付近を行く  1
日中のスジは一往復しかないから、走行写真は容易には撮れない。
26.7km地点の安山へは首都圏電鉄安山線が接続しているので、この付近での走行写真が撮れた。
昼というのに足元からしんしんと冷えてくる。
1991年1月3日撮影。(TR1991−4)
安山付近を行く  2
枯れ草色の中を小型の気動車が軽やかに走り抜けて行った。
1991年1月3日撮影。(TR1991−4)
鉄条網の海岸線
君子付近の海岸線を行く。「北」からの侵入者を防ぐため鉄条網が延々と続く。金網へ規則的に石がはめ込んである。もし石が落ちていれば誰かが侵入した証拠になるそうだ。
このあたりには塩田が多い。
蘇来駅の乗降風景
蘇来駅上り方では海岸からの入り江を鉄橋で渡る。入り江は漁港になっており、この駅からかつては魚も積んだのであろう。構内には使われなくなった貨物倉庫などが残り、主要駅の雰囲気を残していた。
松島駅  1
終着駅松島へ15時00分到着。
構内は広く、ここから仁川方面を眺めると、かつて線路が走っていたあたりは雑木林が一筋の切れ目となって確認できた。
松島駅  2
蒸気機関車時代の給水塔、転車台が残っていた。
画面中央の雑木の向こうが駅舎。駅は高台にあって駅舎を出ると集落へは階段で降りて行く。
停泊中の気動車
折り返しの上りは18時40発。まだ3時間40分もあるのにエンジンを止めないのは寒さのためか。駅員はレバーシングハンドルとブレーキハンドルを抜き取り、駅舎へ消えて行った。
折り返しの列車が出る頃は日が暮れてしまうので、僕はタクシーを拾って電鉄の東仁川まで出た。
気動車161号の正面 
正面から見た気動車の顔。
762mmの軌間も狭いが、車体幅も狭いことがよく判る。
水原駅。
中間付随車 
中間付随客車が用意されていた。
朝の便で増結されるのであろう。昼間は側線に留置されていた。
かつて蒸気機関車の時代に客車として使用されたもの。
水原駅にて。




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