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鐵路局の月台(プラットホーム)に間借りするように762mmの線路が敷かれている。
中国様式の案内板に「阿里山森林鐵路嘉義車站」と書かれ旅情を誘う。
列車は阿里山號對快。
1986年12月。
Chia-i bhf. |
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シーズンオフのため、阿里山號は客車が2輛の短い編成。
女性車掌が客車入口に立って客を迎えていた。
1986年12月、嘉義站。
Chia-i bhf. |
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この頃は、阿里山森林鐵路の普通列車である「混合列車」が一往復運行されていた。
写真は車庫のある北門站から、隣りの起点嘉義站へ回送される混合列車。
1986年12月。 |
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DL36、37の2輛はドイツ オーレンシュタイン&コッペル(Orenstein&Koppel)社製で異彩を放つ。
1977年の導入だが、環境になじまず、影が薄い存在であった。
北門站構内。 |
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阿里山森林鐵路の北門站。
嘉義へ向かう混合列車の回送がもうすぐ出るところ。
機関車はエンジンを噴かし、構内は排気で霞んでいた。
1988年3月。 |
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この日の混合列車はDL34(1972年新三菱)+無蓋守車+平客6025。
正に混合列車である。 |
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山間の小駅に停車する。
わずかな停車時間であるが物売りのおばさんが待っていた。1日の列車本数は僅かなので売り上げを心配してしまう。 |
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阿里山より嘉義へ向かう上り列車が奮起湖站で一休みをしている情景。
閑散期なので2輛と短い編成だ。
1986年12月。 |
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中興號は1963年に登場した阿里山森林鉄路のいわば「ロマンスカー」。
日本車輛で作られた先頭車の動力台車はロッド式である。写真はオデコのライトが1個の1次車。
春の行楽日和のため、中間付随車を2輛含めて全6輛の堂々たる列車だ。
1988年3月撮影。 |
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12月の日没は早い。
空が茜色に染まる中、嘉義へ急ぐ中興號。
1986年撮影。 |
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先年の地震で壊滅的被害を受けた阿里山新站。
この当時は新駅の施設がまだ新しく、自動車道路開通で衰退した鉄道の復興に意気込みが感じられた。
1986年12月撮影。
A-li-shan bhf. |
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給炭台の傍らに佇む31号機。
1988年3月撮影。
A-li-shan Lok-Remise. |
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阿里山森林鐵路 阿里山車庫にてシェイ31号機キャブの屋根に立つ。
静かな車庫内で31号機は静かに息をし、まるで生き物の背中に乗っている感じだった。
1988年3月撮影。 |
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給水のため、車庫外れまで引上げ、転線してくる情景。
横には赤色客車、気動車付随車が並び、正に1960年代の雰囲気である。
1988年3月撮影。
A-li-shan Lok-Remise. |
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3シリンダー28tクラスのシェイ式機関車。
1917年、Lima Locomotive Works (USA)製。
A-li-shan Lok-Remise. |
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阿里山森林鐵路牽引機の新旧取り合わせ。
この角度よりシェイ型機関車を見ると、シリンダー周りやベベルギヤーの張り出し具合がよく判る。
1988年3月。
A-li-shan Lok-Remise. |
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32号機はシェイのラストナンバー。
後ろのコブである蒸気溜の上面が扁平なのが32号機の特色である。
1986年12月撮影。
A-li-shan Lok-Remise. |
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シーズンオフのため、ひっそりと静まり返った庫内で罐達が体を休めていた。
1986年12月。 |
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