Waldviertelbahn(ヴァルトフィアテル線)


ヴァルトフィアテル線はウィーンの北167kmにあるチェコとの国境の町、Gmuend(グミュント)を
起点に延びる43kmの軽便線区である。
かつてはグミュントより短い2本の支線も運行されていたが、私が訪ねた際には定期列車は走
っていなかった。
ヴァルトフィアテル線は湖沼が点在する緩やかな田園地帯を、そこに散在する集落に寄るよう
に敷設されている。1990年当時は、僅かな旅客を運ぶ5往復程度の旅客列車と、林業や農産
品の輸送が細々と行なわれていた
その後2001年5月に国鉄からは切り離され、現在は保存鉄道的な存在になっている。

春の田園を行く
一面にタンポポが咲く草地の上に僕は寝転んで列車を待った。
風が心地よく、あまりにいい天気なので眠ってしまいそうであった。
やがて針葉樹林の間から気動車5090型が姿を現した。
ハインライヒス(Heinreichs)付近にて。


村の停留場
沿線には小さな集落が点在する。気動車はそういう村々で客を拾うように停車する。
ピンツガウ地方線同様、この線の場合も駅の大部分は側線の無い停留場である。
ハインライヒス停留場(Heinreichs Hu)にて

Weitra(ヴァイトラ)駅の佇まい
起点より14kmの場所にあるWeitra駅。
駅舎と側線、貨物ホームなどがあって小駅らしい佇まいを見せていた。
駅舎外壁のピンクの色合いが実によろしい。
町の中心はここから歩いて10分程のところで、中世の建物群が見事であった。

起点Gmuend(グミュント)の機関区
機関車庫は新しい鉄骨造であった。
構内には箱型の2095型DLに混じってタンク機やテンダー機の蒸機が休んでいた。
バカンスや休日を中心に蒸機の運転がされている。

タンク機とDL
手前は298型蒸気機関車207号機。
奥の2095型ディーゼル機関車は出場間もなく、当時増えていた新塗色に塗られていた。

本線の下をくぐる
DL+客車1輛の上り列車が、標準軌の下をくぐる。
線路は右へカーブし、あと1km程で起点駅Gmuendである。
上の線路は右へ167km行けばWien(ウィーン)、左へ数百メートル行けばチェコスロバキア(当時)領内に入る。




■ヴァルトフィアテル鉄道ホームページ(LINK)


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