おもちゃの空想救助隊
そらくじらの
そらくじらは「おもちゃドクター」になろうと勉強しています!
大好きなおもちゃを大切にしたいし、
子供たちにも大切にして欲しいからです。
このコーナーは「おもちゃの病院」です。
壊れた、動かなくなったからといってすぐにおもちゃを捨てたりしないで
修理して使ってみませんか?
買ってきてすぐ壊れた場合は・・・
まず、最近買ってきたのにすぐに動かなくなったおもちゃは
買ったお店や玩具メーカーのサービスセンターに
問い合わせて見てください。
玩具メーカーのサービスセンターは商品の箱や説明書に書いてあるはずです。
とても丁寧な対応をしてくれます。
付属品をなくしてしまった場合は・・・
これも玩具メーカーのサービスセンターに問い合わせるのがよいです。
最近の玩具であればメーカーも修理対応のため部品をとって置いてあります。
裏技的ですが、ちょっと古いおもちゃの部品は「フリーマーケット」で見つかることがあります。
子供が使い古してたたき売られているおもちゃの山の中に埋もれているかも知れません。
売られているガラクタの山から見つけるのはちょっと大変ですが、
大切なおもちゃの部品が見つかったときの喜びは・・・その時に味わって下さい。
自分でチェックして直してみよう!のコーナー
部品がとれて、接着して直せる程度でしたら簡単ですが、
以下に家庭でのおもちゃの診察ポイントをお教えしますので、
まずご自分でチェックしてみてください。
ちょっとした修理で直ることが多いのです。
チェックポイント1「電池」
最近の玩具は電池を使ったものが多いですね。
そのような玩具が動かなくなった、故障したと思ってら
まず電池をチェックしてみてください。
@ 電池が切れていませんか?
最近入れたばかりなのに…と思っても
電池の消耗の激しいおもちゃもあります。
買った時についている電池の寿命は短いです。
意外なところに電池が入っているものもあります。(ボタン電池など)
A 電池の入れ方が間違っていませんか?
プラスとマイナスが入れ替わっていないかチェックしてください。
多く電池を使っているものは1本でも間違えていると動きません。
(注意!)電池を使うおもちゃを長期にわたって使用しない場合は
必ず電池ボックスから電池を外しておいて下さい。
特に+同士、ー同士が超kにわたって接触していると
電池が「液漏れ」をおこし、金具はもちろんのこと、
おもちゃをだめにしてしまう可能性があります。
(注意!電池の「液漏れ」)電池の液漏れの液体は「やけど」をおこしますので
ビニール手袋をするなど、直接触らないようにしてください。
手や体についた場合はきれいに洗ってください。
B 電池の種類が間違っていませんか?
単1、単2・・・ボタン電池の種類の違い(LR44など)を
チェックしてください。
チェックポイント2「電池ボックス」
電池ボックスと電池の接触部分をチェックしてみましょう。
@ 電池との接触部分の金属が錆びていませんか?
錆びていればサンドペーパー(紙やすり)などで削って磨いてください。
電池が液漏れしていたらきれいに拭き取ってから磨いてください。
A電池との接触部分の金属がきちんと電池と接触していますか?
特にマイナス部分の金属(バネのようなもの)が
縮んでいる場合があります。
引っ張って伸ばしてください。
金属部品が破損している場合は、クリップなどを流用して
金具を作ってみてください。
チェックポイント3
「ゴミやホコリなど異物による故障」
車輪やモーターまわりのギアボックスをチェックしてみてください。
車輪やギア(歯車)などにゴミやホコリなどの
異物がからまっていませんか?
それを取り除くだけで直る時もあります。
おもちゃ本体の分解が必要な場合は外したネジや部品は
なくさないように注意してください。
以上のチェックポイントを確認しても動かない場合は
少しテクニックが必要になりそうですね。
ほかの壊れやすい部分を以下に紹介しますので、
腕に自信のある方はその部分をチェックしてみてください。
分解して出てきた部品はどんな小さなものでもとっておいてください。
特に振ってみてカラカラ音がしている時は
分解する時に注意してください。
◎ スイッチの部分
◎ モーター・ゼンマイなどの動力部品
◎ 電子部品(ICチップなど)の故障・・・これはお手上げですね。
どうですか?少しはお役に立てましたでしょうか?
ご自分での修理が不可能であるとき、
またはとても大切なおもちゃである場合は
以下の紹介するおもちゃドクターにご相談下さい。
全国のおもちゃの病院も紹介されています。
おもちゃ病院連絡協議会
また、当病院ではガシャポンの病院「ガシャポンジャンクパーツバンク課」を設けております。
ガシャポンの部品をなくしてしまった方はこちらをご覧下さい。
ガシャポンの病院「ガシャポンジャンクパーツ課」