南信州の旅       2000年10月8日〜11日

      1日目:東京→津久井湖→道志道→山中湖→河口湖→精進湖→西湖→本栖湖→下部温泉 
      2日目:下部温泉→韮崎→小淵沢→諏訪市→岡谷市→伊那市→駒ヶ根→駒ヶ根高原
      3日目:駒ヶ根→千畳敷カール→駒ヶ根→飯田→天竜峡→天竜市→磐田→御前崎   
      4日目:御前崎→焼津市→静岡市→清水市→沼津市→三島市→箱根→小田原→平塚→厚木→東京

 

  10月8日(日)

 午前9時に品川区の戸越を出発したのですが、河口湖周辺がなぜか渋滞で時間がかかりました。

 富士五湖をめぐり、最後の本栖湖。すでに夕方になっていました。そのおかげで、幻想的な富士を見ることが出来ました。少し位置がずれていますが、五百円札の裏面の富士山は、この近くからのものだそうです。

 富士をバックに一枚。ストロボを使ったので顔も写っています。

 今にも雨が降りそうな下部温泉の宿に着きました。谷間にガスが降りてきて天気予報通り明日は、雨になりそうです。

 5階の部屋から見下ろすと、渓谷沿いに温泉旅館がつながっているのが良くわかります。

  10月9日(月)

 写真は、ありませんが下部温泉を出発し、韮崎までの一時間は、雨の中でした。その後国道20号線(甲州街道)を西へ走り諏訪へ。
 ごらんの通り諏訪大社では晴れていました。この後、諏訪湖に出て天竜川沿いに駒ヶ根まで行きます。

 夕方になり、駒ヶ根高原の宿に着きました。今晩は、ホテルで夕食はフランス料理です。3泊中一番高い宿ですが、それなりに良いへやで眺めも良い部屋でした。
 部屋から東を見ると、今日回ってきた南アルプスの山並みがかすかに見えています。

 西側を見ると明日ロープウエイで上る駒ヶ岳の手前の山が見えます。晴れていれば千畳敷カールの一部も見えるそうですが、今日はまったく見えません。
 こんな天気で明日は大丈夫でしょうか。千畳敷カールの紅葉を見るためにわざわざ途中で一泊して来たのですから、何としても晴れてほしいものです。

  10月10日(日)

 翌朝朝食をすませると、支度をしバイクと荷物を預かってもらいバスでロープウエイの駅まで上りました。このバス道が狭くて普通の乗用車でもやっと通ると思う幅でした。そこをバスが曲がりながら上り、さらにロープウエイで1000m上がると標高2640m。
 ガスの上に出て、そこは別世界です。すでに紅葉していて、抜けるような青空の下、あざやかでした。

 どうです、満足そうな顔。逆光でみえませんね。今回は、時間がなくて頂上に登る時間がありませんが、次の機会にはぜひ登りたいものです。季節は、今日のような紅葉の季節が良いかな。残雪がある初夏も良いかもしれません。

 少しガスが上がってきました。数分ごとにまったく違った雰囲気を見せてくれる山。これは山の魅力でも、怖さでもあります。

 日の当たるところに出てみました。バックの山の雄大さがわかります。頂上はここから400mほど登るようです。

  せっかくですから、1枚だけ二人のところを撮ってもらいました。

 ホテルまで戻り、出発前に記念写真
これから、御前崎までの長距離走行となります。出発が午前11時になり、明るいうちに着けるかどうか心配なのですが、この時はあまり気にしていませんでした。

 天竜川沿いに下って、ようやく佐久間ダムへ着きました。すでに午後4時になっていました。明るいうちに御前崎のホテルに着くのは無理だと感じていました。天竜市が午後5時過ぎですぐ暗くなり、海岸近くまで川沿いに下って、左折し、東に向かって走り、ホテル着は午後7時半でした。
 ちょっと長距離すぎました。でも御前崎まで来ないと、明日の箱根を越えて東京までが長すぎるのです。

 走るのに集中してこの後の写真がありません。残念!