相生線(美幌〜北見相生36.8km)
 全通は1925年なので、石北線の全通より早い。ただし、阿寒湖を経て釧路までの延伸が予定線に位置付けられていたが、結局実現することなく終わっている。輸送密度は411人、収支係数1866であった。

  1924.11.17 美幌〜津別間開業
  1925.11.15 津別〜北見相生間開業
  1981.9.18  第1次特定地方交通線として廃止承認
  1985.4.1   全線廃止 
  1932 1937 1949 1956 1960 1965 1970 1973 1977 1980 1983
 輸送人員(千人/日) 0.3 0.5 1.6 2.2 2.6 1.8 1.5 1.1 1.0 0.8 0.6
 輸送密度(千人/日) 0.1 0.2 0.7 0.9 1.0 0.8 0.7 0.5 0.4 0.3 0.3
 貨物輸送量(万t/年) 6.1 6.7 11.1 17.6 17.5 16.5 7.8 3.9 1.7
 廃線跡の路盤はほとんど跡形もなくなっていて、残っているものはきわめて少ないようだが、終点の北見相生だけは別世界である。道の駅の横に、昔のままの駅舎とホーム、そして美しく手入れされた車両群が並んでいて、とても満たされた気分になった。
2009.10 津別駅跡@ 2009.10 北見相生駅跡A
2009.10 北見相生駅跡A 2009.10 北見相生駅跡A

相生線