福知山支社管内における気動車の車両基地は、福知山電車区豊岡支所(福トカ)のみ。JR発足時には福知山運転所と豊岡運転区に配置されており、1993年に豊岡への配置が無くなるが、1999年10月には逆に福知山所属の気動車がすべて豊岡へ移管されている。山陰線・播但線などの車両が所属している。
キハ58系
 国鉄の急行型気動車。ローカル運用のほか、急行「丹後」「但馬」にて運用された。2003年までに消滅している。

  福知山色(1996年頃〜) 福知山支社の標準塗装
 
 1991.3 福知山駅
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
キハ58 0番台等 30 国鉄 1987.4 2002.10
キハ28 2000番台等 19 2003.1
キロ28 2300番台等 7 1997.9
キハ58 7200番台 9 400番台 1991.12-93.3 2003.1 アコモ改造
 ジョイフルトレイン
○セイシェル
 1989年10月に登場した、洋風の団体専用列車。12系客車の「いこい」を改造して中間車とする異色の編成だった。2005年3月廃車。

○エーデル北近畿
 1990年3月に登場した、エーデル鳥取の増備車。1999年10月からは急行「だいせん」に使用された。2004年11月廃車。
 
 1991.3 エーデル北近畿:福知山駅?
 名称 番号 両数  前歴  登場  消滅
セイシェル キロ59 554-555
キサロ59 501
3 キハ58
スハフ12
1989.10 2005.3
エーデル北近畿 キハ65 801、811、812
  、1801、1811、1812
6 キハ65 1990.3 2004.11
キハ40系
 老朽化が進むキハ10系やキハ20系の置き換えを目的として、1977年に登場した一般型気動車。暖地向け、寒地向け、北海道向け合わせて888両が製造された。
 国鉄から引継いだのは、キハ47形のみ45両。播但色と呼ばれる独自塗装になっていた。なお、最初の写真は餘部橋梁が撤去される前にと訪問した際のものだが、この後強風で運転休止となり、写真はこの1枚だけに終わった。

  福知山色(1989年頃〜) 福知山支社の標準塗装
  播但色(1999年頃〜)  播但線103系と同じ塗装
  銀の馬車道塗装(2009.6〜)   キハ41-2003
  天空の城竹田城(2014.4〜19.5) キハ40-2007
  うみやまむすび(2019.7〜)    キハ40-2007
2007.1 播但色:山陰本線餘部橋梁
2016.8 寺前駅 2016.8 銀の馬車道塗装:和田山駅
 キハ41形  
 1998年の播但線電化の際、非電化として残る寺前〜和田山間の単行運転のため、キハ47形を両運化したもの。増設した運転台は切妻で、異彩を放っている。
 
2016.8 和田山駅
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
キハ47 0番台等 45 国鉄 1987.4
キハ40 2000番台 2 加古川 1999.10
キハ41 2000番台 5 キハ47 1998.4-99.3
事業用車
 キヤ143系
 2014年に登場した、除雪用気動車。機関車のようなスタイルである。
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅 備考
キヤ143 3,6 2 新造 2016.10-17.2 ラッセル車
形式別車両数
豊岡支所
1987 1990 1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020
40系 24 8 8 16 16 16 17 19 19 19 19 19
58系 31 15 15 6 6
キヤ143系 2 2

福知山運転所
1987 1990 1992 1995 1998
40系 21 15 13 21 25
58系 25 54 50 57 28

福知山支社(気動車)