1989年に登場した豪華客車「夢空間」の人気を受け、新たな豪華寝台特急として開発された車両。JRグループ初の新造客車でもある。車体はステンレス製で、車端部は鋼製。全長20,800mmの全車2階建て構造。台車はボルスタレスのTR250・TR251。制動は電気指令式で、自動空気ブレーキも併設する。1号車は個室「カシオペアスイート」で、うち1室は展望室付き。2号車は個室「カシオペアスイート」と「カシオペアデラックス」。3号車はダイニングカー。4-11号車は2人用個室「カシオペアツイン」。12号車は展望室付のラウンジカー兼電源車である。また、カニ24形を改造したカヤ27形が予備の電源車となっている。1999年7月に特急「カシオペア」として運行を開始した。 12両編成が1本だけ製造されたため、毎日の運行はできず、週3往復が基本となっていた。北海道新幹線の開業に伴い、2016年3月に「カシオペア」での運用を終了し、その後は団体ツアー向けとして運行している。 1999.7.16 特急「カシオペア」営業運転開始 2016.3.26 特急「カシオペア」廃止 2016.6.4 団体専用列車「カシオペアクルーズ」「カシオペア紀行」として営業運転再開 |
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2016.2 苫小牧駅 | 2016.2 東十条駅付近 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2018.8 カハフE26形(ラウンジカー):大沢駅 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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車両配置表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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E26系