出羽山地は、奥羽山地と並行して、山形・秋田県の中央を貫く。範囲について明確な定義はないようで、太平山地から月山までとなっているものが多いが、白神山地を含めることもあるようである。太平山地は主に堆積岩で、鳥海山・月山などは、鳥海火山帯に分類される火山。山地は、最上川、雄物川などで分断されている。

鳥海山
 新山(2236、百名山) 
 東北地方の最高峰で、出羽富士とも呼ばれる成層火山。大規模な噴火は200年前に遡るが、1970年代にも小規模な噴火をしている活火山である。鳥海山の山頂にはカルデラがあり、最高峰は中央火口丘の新山。外輪山には七高山や行者岳などがある。
 鳥海山の周辺は、仕事や観光で何度か訪れているが、鳥海山は見えていることが多い。とくに湯野浜の海岸で見た鳥海はいちばん印象に残っている。
 1998.11 湯野浜より   2003.10 月山より
2014.6 象潟付近より 2013.11 羽後矢島付近より
 2007年の訪問時、夕方から晴れてきたが、庄内空港ビルは鳥海山の方がよく見える場所が無くストレスがたまった。しかし飛び立ったとたん窓の外に雄大な鳥海山の姿が広がって、もう釘付けである。日本海と、庄内名物の防風林が前景になるのもいい。
2007.5 飛行機より
 登山ルートは、象潟口、吹浦口、矢島口など数多くある。鉾立からの象潟口は、山頂まで4時間15分ほど。1995年の訪問時は、当初は山頂まで行くつもりであったが、霧が出ていたのと、帰りのバスの時間が気になったので千蛇谷で引き返した。この時はまだ長い距離を登ったことがなかったので、自分のペースが読めなかったこともある。それでも、鳥海湖周辺ではニッコウキスゲが満開で目を楽しませてくれた。
 1995.7 千蛇谷より 1995.7 鳥海湖
出羽三山
 月山(1984、百名山) 
 月山は古い火山で、最後に噴火したのは約30万年前とみられている。信仰の山として知られ、羽黒山、湯殿山とともに出羽三山と呼ばれる。
 鳥海とは対照的に、月山はあまり見えたことが無い。下は、麓から撮った数少ない写真である。裾野の広さが印象に残った。
1998.11 鶴岡善宝寺より
 月山は、以前一度登ろうとしたが、乗りたいバスが満席であきらめたことがある。2003年は快晴の予報をねらって、東京から日帰りででかけた。リフト上から山頂までは1時間とあっけないが、鳥海・栗駒・蔵王・吾妻・飯豊・朝日と360度の展望が楽しめ、最高の一日だった。ただ、山頂は広々とした平地のようになっていたので、360度眺めるためには走り回らなければならなかった。紅葉は山頂付近は終っていたが、装束場付近が見頃だった。登りが短かったので下りは志津まで歩いたが、日が短いのでバスを待っている間に真っ暗になった。

<姥沢リフト上12:15-13:15山頂14:00-金姥-17:00志津> 標高差480m
2003.10 登山口付近より 2003.10 月山山頂
背後は鳥海山
2003.10 志津より 2003.10 装束場
 
2003.10 月山山頂より
左:船形山、右:蔵王山
2003.10 月山山頂より 
左奥が吾妻連峰、中央奥は磐梯山 
  湯殿山(1500)
 出羽三山の1つ。湯殿山神社には行ったことがあるが、そこから山は見えなかったので初めて見た山頂である。
2003.10 月山金姥付近より
森吉山
 森吉山(1454、二百名山)
 森吉山は、太平山地と奥羽山脈との中間にある独立した成層火山。ゴンドラを利用すると簡単に山頂に立つことができる。天気が良くないので紅葉は期待ほどではなかったが、雲の切れ間から田沢湖や男鹿半島を見ることができた。

<ゴンドラ上9:05〜10:40山頂11:00〜12:45ゴンドラ上>  標高差250m
2009.10 森吉ゴンドラ終点付近より
 右奥が森吉山、左には岩手山と八幡平が見えている。右手前は白神山地の田代山(1178)。
2004.7 岩木山より

出羽山地