DD53形

 DD51とほぼ同じ走行装置を持つ、ロータリー式除雪車。全長は26,600mmで、機関車単独では16,200mm。軸配置はB-2-Bで、台車はDT131とTR101B。機関はDML61Z-R(出力1100ps)が2基である。
 豪雪地帯の新潟地区に投入されたが、ハイパワーであったため電線や民家を破壊する事態が発生し、3両のみの製造に終わっている。2号機は2010年まで残り、晩年はイベント列車を牽引したこともあったが、解体されてしまった。
○DD53-1
 唯一の保存機で、新潟地区から旭川、新庄と転属していったもの。1987年に廃車となり、高崎運転所で保管されていた。碓氷峠鉄道文化むらに移設して展示されている。
 
2016.5 DD53-1 碓氷峠鉄道文化むら
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
DD53 1-3 3 新製 1965.1-67.1 2010.3