地下鉄であるJR東西線に対応した通勤型電車として開発されたもの。車体はステンレス製で、前頭部は鋼製。両開き4扉で、座席はロングシート。機器は番台によって異なっている。2005年の福知山線脱線事故の事故車で、その後塗装が変更された。

  1991.4.30 片町線にて営業運転開始
  1993.3.18 福知山線の運用開始
  1994.3.1  1000番台による京阪神線の運用開始
  1997.3.8  JR東西線開業、編成組替え
  2005.11-06.2 新塗装に変更
  2014.9   体質改善工事はじまる
2023.3 三田〜道場間
新製車
 0番台  
 JR東西線開業前の片町線と福知山線に投入されたもの。台車はボルスタレス、円錐積層ゴム式のWDT52とWTR235J。主電動機はWMT100(1時間定格出力155kW)。制御はVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)である。
 
2023.3 新三田〜三田間  207系 旧塗装
 番台 Mc
207
M
206
M
207
Tc
206
Tc
207
T
207
 前歴  登場  消滅  備考
0番台 24 25 1 17 2 新製 1991.1-93.3
100番台 39 23
500番台 16
 1000番台  
 京阪神線向けの車両。台車はWDT55BとWTR239B。主電動機はWMT102・104(1時間定格出力200・220kW)。制御はGTO素子のVVVFインバータ。また、M車がユニット方式では無くなっている。1次車は6+2両編成だったが、2次車からは0番台と同じ4+3両編成になる。1次車もすぐに4+3両編成に組替えられ、最終的には4両編成19本と3両編成55本になった。
 
2017.5 新大阪駅   2020.1 島本駅
 番台 Mc
207
M
206
M
207
Tc
206
Tc
207
T
207
 前歴  登場  消滅  備考
1000番台 74 19 74 60 新製 1995.3-96.3
1100番台 14
1500番台 16
 2000番台  
 京阪神線、福知山線に残る103系を置換えるために登場したもの。機器が223系2000番台と同等のものになった。台車は円筒案内式のWDT62とWTR245。主電動機はWMT102B(1時間定格出力220kW)。制御はIGBT素子のVVVFインバータである。4両編成11本、3両編成12本が製造されている。
2024.3 三田〜道場間
 番台 Mc
207
M
206
M
207
Tc
206
Tc
207
T
207
 前歴  登場  消滅  備考
2000番台 23 11 23 23 新製 2002.1-03.8
車両配置表

1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
淀川 110 131
宮原 35
高槻 112 404
明石 404 428 484 480 480 480 480 480 480 480

207系