札沼線の輸送力増強を目的として、50系客車を改造して気動車とした形式。50系の車掌室を運転台として活用している。座席はセミクロスシートであるが、50系よりロングシートを拡大。機関はDMF13HS(出力250ps)。台車は気動車として標準的なDT22AとTR51。制動はCLEである。なお、キハ143形は機関をDMF13HZD(出力450ps)に変更。台車もキハ150系と同等のN-DT150A、N-TR150Aに変更し、最高速度が95km/hから110km/hに引き上げられている。
 0番台  
 2012年の札沼線電化によって本来の役割が無くなり、キハ143形のみが室蘭線に転用された。また、4両がJR東日本に売却され、SL銀河号に改造されている。
 
2022.9 青葉駅
 
2016.2 苫小牧駅  2017.9 白石駅
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
キハ141 1-14 14 オハフ51 1990.3-93.5 2012.12 トイレあり
キハ142 1-13
114、201
15 オハフ51 1990.3-95.1 2015.3 トイレなし
キハ143 101-104
151-157
11 オハフ51 1994.8-95.8
キサハ144 101-103
151
4 オハフ51 1994.3 2012.11 付随車
 700番台  
 釜石線の「SL銀河」として使用するため、JR北海道で余剰となったキハ141系を購入したもの。動力を残しており、勾配区間ではSLとの協調運転を行っている。2014年4月に営業運転を開始した。

  2014.4.12 「SL銀河」として営業運転開始
2017.6 青笹付近
 愛称 番号 両数  前歴  登場  消滅
SL銀河 キハ141-701
キハ143-701
キサハ144-701、702
4 キハ141系0番台 2014.1
車両配置表

1990 1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
苗穂 2 16 42 44 44 44 44 44 44 42
苫小牧 10 10 10 10
盛岡 4 4 4 4

キハ141系