八戸港に進出した企業の原料や製品を輸送する目的で設立された、第三セクター方式の臨海鉄道。当初は1966年に青森県営専用線として開業した。なお、八戸通運私有機については、基本的には三菱製紙専用線の中で使用されている。
車両
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
DD56形 561-563 4 新造 1970-81 2020.4
564 2014.7
DD35形 352 1 秋田臨海DD352 1977 八戸通運私有機
DC300形 3001 1 八戸臨海通運 1977 1985.2
DD45形 451 1 高崎運輸 1995.2 1998.4 八戸通運私有機
35DDH形 D727 1 奥多摩工業 1998.4 八戸通運私有機
DD16形 303 1 JR東DD16-303 2009.11
DE10形 1761 1 JR東DE10-1761 2020.4
 DD56形
 DD561-562は開業時に新造されたもので、車体は国鉄DD13形と同タイプの56t機。1981年に増備されたDD563もほぼ同型だが、2014年になって増備されたDD564は新設計機となっている。DD561-563は、2020年までに消滅した。
   
2016.5 DD562:八戸貨物駅 2024.6 DD564:八戸貨物駅付近 
 DD16形
 JR東日本のDD16形を譲り受けたもの。1両のみ在籍していたが、2022年6月に定期運用を終えた。今後は、運転体験等のイベントで使用される予定である。
 
2017.10 DD16形:長苗代駅付近
 DE10形
 DD562を置換えるために、JR東日本から譲り受けたもの。1両のみ在籍している。
年表

  1966.3.25 青森県営専用線 北八戸信号所〜北沼間開業
  1970.7.30 八戸臨海鉄道設立
  1970.12.1 専用線廃止、八戸貨物〜北沼間8.5km開業

八戸臨海鉄道