有鱗目は大きくトカゲ亜目、ヘビ亜目、ミズトカゲ亜目に分けられる。このうちトカゲ亜目には20科、ヘビ亜目にも17科があって種類がとても多いので、見分けられないものが多くなってしまう。

イグアナ科
 ウミイグアナ
 世界で唯一、海にもぐるイグアナで、ほとんどの島で見かける。陸上ではじっと遠くを見つめていた。
   2004.5 ガラパゴス、フェルナンディナ島 2004.5 ガラパゴス、フェルナンディナ島
 グリーンイグアナ  
 中南米ではよく見かけるもので、一般的にイグアナと言うとこれをさす。グアヤキルでは、街の中心にもかかわらず、公園内は道の上をイグアナが平然と歩いていた。
 2004.5 エクアドル、グアヤキル 2017.9 メキシコ、ウシュマル
 ヨウガントカゲ
 トカゲという名だがイグアナ科に属し、ガラパゴスでも島によって微妙に種が違っている。喉が赤いのはメスである。
 2004.5 ガラパゴス、フロレアナ島
カメレオン科
 カメレオン  
 体の色を変化させることや、ほとんど動かず舌を伸ばして獲物をとることで知られる。大勢の人に囲まれて、怯えたように動けなくなっていた。
 2003.9 リビア、レプティスマグナ
トカゲ科 カナヘビ科
 イシガキトカゲ  アンチエタヒラタカナヘビ
 石垣島とその周辺の島だけに生息する固有種。尾の鮮やかなブルーが印象的である。   降水量ほぼゼロのナミブ砂漠に生息するトカゲ。逃げ足は速く、すぐ砂に潜ってしまった。
  2005.6 西表島 2018.5 ナミビア、ナミブ砂漠
アガマ科
 オキナワキノボリトカゲ
 これはメスで、オスは鮮やかな緑色になるようである。
  2006.8 沖縄、比地大滝
 アガマトカゲ
 下の3枚は、どれもアガマ科の仲間だと思うが、正確な種類はわからない。どれも派手な色が印象的である。
 2007.9 南アフリカ、ケープポイント 2018.5 ナミビア、ダマラランド
2013.5 タンザニア、セレンゲティ 

爬虫類-有鱗目