ワニの仲間は大きくクロコダイル科、アリゲーター科、ガビアル科の3つに分けられ、アリゲーターの中にはアリゲーター亜科とカイマン亜科がある。怖ろしいワニのイメージに近いのはクロコダイルで、細長い顔に歯が見え隠れしていかにも獰猛そうである。一方アリゲーターの仲間は頭が大きく大人しそうな雰囲気がある。

クロコダイル科
 ナイルワニ
 ナイル川に限らずアフリカ大陸に広く生息している。チョベのボートサファリでは何度も見かけたが、近づくと驚くほど素早く逃げる。ただ写真のワニだけはあきらめたのかじっとしていた。
  2007.8 ボツワナ、チョベ
アリゲーター科
 ミシシッピワニ  メガネカイマン
 アメリカアリゲーターとも言われる。エバーグレーズにはクロコダイルもいるが、なかなか見ることはできない。これは遊歩道の脇にたくさん寝そべっていた。  カイマンの仲間は最も原始的なワニと言われ、南米のみに分布する。こちらも大人しいワニで、ロッジのすぐ前にも普通に寝そべっているので、油断すると踏みそうである。とてもゆっくりした動作で、触れられるほど近づいてもなかなか動かなかった。
  1998.12 アメリカ、エバーグレーズ 2004.9 北パンタナール

爬虫類-ワニ目