東北新幹線において、初の最高速度320km/hで営業運転を行うために開発されたもの。8M2Tの10両編成で、盛岡以南では秋田新幹線E6系と併結する。車体はアルミニウム合金製で、全長は先頭車26,500mm、中間車25,000mm。先頭形状は「ダブルカスプ」と呼ばれる。台車はボルスタレスのDT208とTR7008。空気ばねによる車体傾斜装置を搭載した。主電動機はMT207(1時間定格出力300kW)。駆動はWN、制御はIGBT素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)である。北海道新幹線開業に合わせて、JR北海道も同一設計のH5系を導入している。
E5系
 2011年3月に、新たに設定された新幹線「はやぶさ」にて営業運転開始。当初は「はやぶさ」限定だったが、「はやて」「やまびこ」にも運用が拡大している。

  2011.3.5  営業運転開始
  2016.3.26 北海道新幹線開業
 
2015.11 大宮駅
番号 Tc
523
Tsc
514
M
525
M
526
Ms
515
 前歴  登場  消滅  備考
1-45 46 46 46 46 新製 2009.6-21.9
101-145 46 46  
201-245 46  
301-345 46  
401-445 46 46  
H5系
 北海道新幹線開業に合わせて、JR北海道が導入したもの。JR発足時東日本のE5系と同一設計であるが、帯の色が紫色になっている。10両編成4本のみであるが、運用はE5系と共通にはなっていないため、調べれば見つけられる。

  2014.12.1 試験走行開始
  2016.3.26 営業運転開始
   
2016.8 H5系:大宮駅 2022.5 新白河〜那須塩原間 
番号 M
525
M
526
Ms
515
Tc
523
Tsc
514
 前歴  登場  消滅  備考
1-4 4 4 4 4 新製  2014.11-15.8   
101-104 4 4  
201-204 4  
301-304 4  
401-404 4 4  
車両配置表

2010 2012 2015 2018 2020 2022
新幹線 10 110 280 390 450 460
函館 20 40 40 40
E5系・H5系