キハ130形
 20m級の車両では輸送力が過大となるローカル線向けに導入されたもの。地方鉄道向けに開発されたNDCシリーズである。車体は鋼製で、全長16,300mm。片開き2扉で、座席はセミクロスシート。機関はDMF13HS(出力250ps)。台車は空気ばねのN-DT130とN-TR130。制動はDE1Aである。
 11両が製造され日高線で使用されたが、北海道の過酷な環境に合わず2002年までに廃車となった。日高線は、結局国鉄時代の20m車に戻ってしまった。
左:標準色、右:日高ポニー塗装
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
キハ130 1-11 11 新製 1988.10-90.6 2003.3
キハ160形
 1996年にキハ130形が1両、事故廃車となったため、その代替として1997年に1両のみ製造されたもの。車体は鋼製で、全長は18,500mmに拡大。機関はN-DMF13HZF(出力330ps)。台車はキハ150系と同じで、ボルスタレスのN-DT150とN-TR150。制動はDE1Aである。日高線で使用されたのち、2007年にハイブリッド車両の試験車に改造された。2013年に廃車となっている。
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
キハ160 1 1 新製 1997.3 2013.12
車両配置表
キハ130形
1990 1992 1995 1998 2000 2002
苫小牧 5
日高線 11 11 10 2 1

キハ160形
1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012
日高線 1 1 1 1 1
苫小牧 1 1

キハ130形・160形