国鉄時代に北越北線として建設が進められていた路線を譲り受けた第三セクター。1989年に電化・高速化の計画変更が行われたこともあり、第三セクター設立から13年後の1997年にようやく開業している。首都圏から富山・金沢への最短ルートとして特急「はくたか」が運行されていたが、2015年3月の北陸新幹線開業により特急は廃止された。
車両
 HK100形  
 普通列車向けの車両で、当初は全車が両運転台の0番台であったが、このうち2両はイベント対応の転換クロスシートが採用されて塗装も異なっていた。2002年に1両がプラネタリウム列車「ほしぞら」に改造されたが、これが好評だったため、2003年に片運転台の100番台「ゆめぞら」が増備されている。「ほしぞら」も2008年に再改造され「ゆめぞらU」となっている。
 
2019.7 うらがわら駅 1998.2 イベント対応車:直江津駅 
2018.8 ゆめぞらU:大沢駅 2018.8 100番台:大沢駅 
 形式 番号 両数  前歴 登場  消滅  備考
100形 1-10 10 新造 1996.9-99.3
101-102 2 新造 2003.4
 681・683系  
 特急「はくたか」向けで、JR西日本の681系・683系と同型車。赤いラインが特徴で、「スノーラビット」という愛称がある。2015年3月の北陸新幹線開業により北越急行内の特急が廃止されたため、JR西日本に譲渡された。
2007.10 681系:名立駅
 形式 番台 両数  前歴 登場  消滅  備考
クモハ681
クロ681
クハ681
クハ680
モハ681
サハ681
サハ680
2000番台 18 新造 1996.8-12 2015.3
クモハ683
クロ683
クハ683
クハ682
モハ683
サハ683
サハ682
8000番台 9 新造 2005.2 2015.3
形式別車両数
種類 形式 1998 2000 2005 2010 2015 2020  備考
EC HK100形 9 10 12 12 12 12
681系 18 18 18 18
683系 9 9
年表

  1968.8.14 六日町〜十日町間着工
  1973.3.24 十日町〜犀潟間着工
  1984.8.30 北越急行設立
  1989.10.2 高規格化対応工事に着手
  1997.3.22 六日町〜犀潟間59.5km開業

北越急行