ラクダの仲間は、大きく分けてラクダ類とリャマ類がある。ラクダ類はアジア・アフリカ、リャマ類は南アメリカと、完全に分布が分かれている。

ラクダ科
 ヒトコブラクダ
 ラクダの仲間は家畜になっているものが多いが、ヒトコブラクダもかなり昔からすべて家畜化されている。中東や北アフリカではお馴染みで、ツアーに参加していくと毎回のようにラクダに乗ることになる。
  2002.9 チュニジア、ドゥーズ 2006.4 アルジェリア、タッシリナジェール
 フタコブラクダ
 こちらはアジア中央部にいるラクダで、ゴビ砂漠では野生のものもいるらしい。鳴砂山のラクダは突然走り出したので落ちないようにするのが大変であった。
  2001.10 中国、鳴砂山
 グアナコ  ビクーニャ
 リャマの仲間で、南米のアンデス山脈やパタゴニアに生息する。絶滅危惧種であるが、パイネでは道をふさぐほどの大群に出会うことができた。  グアナコに似ているが、グアナコの半分ほどの重さである。標高3500m以上の高地に生息している。
  2006.12 チリ、パイネ 2016.5 ウユニ
 リャマ  アルパカ
 どちらもグアナコの子孫と言われ、アンデスを代表する家畜となっている。アルパカは標高4000m近いところにいた。
  2000.5 ペルー、マチュピチュ 2000.5 ペルー、ララヤ峠付近

哺乳類 鯨偶蹄目-ラクダ亜目