伊吹山地と鈴鹿山脈は、東海と関西を分ける分水嶺で、その間に関ヶ原がある。どちらも隆起によって形成されたもので、鈴鹿山脈の北部から伊吹山にかけては石灰岩が多いことが特徴である。

2007.11 飛行機より 左が伊吹山、手前で左右を結ぶのが関ヶ原
伊吹山地
 伊吹山(1377、百名山)
 伊吹山地の主峰で、伊吹山地の南端にある。関ヶ原に面していて、東海道新幹線からもよく見える。海底で堆積した石灰岩が多く分布する山である。
2004.02 新幹線より 2017.3 田村駅付近より
 伊吹山は、関ヶ原からバスで山頂近くまで行くことができるので、百名山の中でも簡単に登れる山の1つである。山頂は土産物屋街のようになっていて興ざめだったが、周辺の広々としたお花畑、そして3合目までの下りの清々しい道は、山の気分を十分味わえた。

<伊吹山駐車場11:00-11:30山頂-駐車場-山頂13:00-16:00三合目>
2006.6 東遊歩道より 2006.6 伊吹山5合目より
鈴鹿山脈
 御在所山(1210、二百名山)
 鈴鹿山地は三重と滋賀の県境にあたる。その中心にある御在所山はロープウェイで気軽に登ることができる山で、ロープウェイから荒々しい岩壁が迫力ある。山頂付近はなだらかで遊園地のように開発されてしまっているが、アカヤシオがあちらこちらに咲いていた。
2005.5 ロープウェイより
 藤原岳(1120)
  中央奥が藤原岳、その左奥方向には伊吹山があるが、見えているかどうか微妙である。
2005.5 御在所山より

伊吹山地・鈴鹿山脈