世界四大文明の1つ、インダス文明を育んだ川。中流から下流が平原であるのに対し、上流は世界有数の山岳地帯となっている。

 
インダス川
 カラコルムハイウェイ
 インダス文明を育んだ川であるが、上流はヒマラヤやカラコルムの山の中で険しい地形をつくっている。右の写真はインダス川本流で、断崖に挟まれた岩だらけの荒涼とした景色が延々と続く。パキスタンというと治安の悪いイメージがあるが、北部は治安より崖崩れのほうが心配と言われていたとおり、2日連続で道路が通行止めになり先へ進めなくなった。1日目は14時間以上移動が続いて宿泊地まであと少しという所だったが、復旧がいつになるかわからないので、荷物をバスに残してチャーターしたバンで真っ暗な裏道を進み、夜中1時半にようやくホテルにたどり着いた。2日目はまだ明るい時間で、今度はジープに乗って対岸を進んだが、雨の中垂直に近いような坂道を上り下りするコースはどんなアトラクションよりスリルがあった。 
2009.5 バットグラム付近 2009.5 ダスー付近
フンザ川
 ホーパル氷河  パスー氷河
 フンザ川はインダス川の支流で、クンジェラブ峠を源とする。氷河があちらこちらに見られるが、ホーパル氷河は黒ずんでいて美しくない。 
2009.5 ナガール村より 2009.5 上部フンザ

インダス川