いずれも、鹿児島県から沖縄県にかけての南西諸島の島々。ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギなどの稀少な生物が生息しており、2021年、日本で5番目の世界自然遺産に登録された。

 
 奄美大島  
 金作原原生林や湯湾岳などが世界遺産に登録され、住用マングローブ林などがバッファゾーンとなっている。特別天然記念物のアマミノクロウサギをはじめ、アマミトゲネズミ、ルリカケスなどの稀少な生物が生息している。
 徳之島  
 天城岳周辺と井之川岳周辺の2ヶ所が世界遺産に登録。ここも特別天然記念物のアマミノクロウサギが生息するほか、トクノシマトゲネズミなどの稀少な生物が生息している。
 沖縄島北部(やんばる)
 与那覇岳周辺が世界遺産に登録。比地大滝などはバッファゾーンとなっている。ヤンバルクイナ、ノグチゲラなどの稀少な生物が生息している。
 沖縄に行ったからにはやんばるの森を見たいと思い、比地大滝を目指した。最寄のバス停からだと遊歩道入り口まで20分、さらにそこから急いでも30分で、アップダウンも多く大変である。しかし滝は落差も水量もあって、思っていたより立派だった。 
 2006.8 比地大滝
 西表島  
 浦内川の源流-中流域や、仲良川河口のマングローブ林などが世界遺産に登録されている。イリオモテヤマネコやヨナクニカラスバトなどの稀少な生物が生息している。
 マリュドゥ・カンピレーの滝は、浦内川をボートで遡り、さらに1時間ほど歩く。帰りのボートの時間があったのでマリュドゥの滝のそばまで降りることはできなかったが、展望台からでもいい眺めだった。この後は浦内川で初めてのカヌーをのんびり楽しみ、西表の自然を満喫した。 
 2005.6 マリュドゥの滝 2005.6 カンピレーの滝
 2005.6 浦内川

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島