白神山地は、青森県西部と秋田県にまたがる山地で、出羽山地の一部に含むこともある。日本列島がまだ大陸と陸続きだった頃の花崗岩が基盤となっている。ブナの原生林が評価されて、世界遺産に登録されている。一方、岩木山は白神山地のすぐ北側にあり、独立した成層火山。江戸時代までは噴火を繰り返していた活火山である。

  
岩木山
 岩木山(1625、百名山) 
 岩木山は信仰の山で、山頂に岩木山神社奥宮がある。愛称は津軽富士で、どこから見ても形がいい。
 2004.7 板柳町付近より 2022.9 鰺ヶ沢より
 岩木山は、麓から登ると5時間ほどかかるが、津軽岩木スカイラインとリフトで山頂のすぐそばまで行くことができる。そこから山頂は僅かだが、急な岩登りはけっこう大変であった。

<リフト終点11:20-12:00山頂12:20-13:45駐車場>  
  2004.7 山頂  奥は八甲田山
白神山地(世界遺産)
 白神には数多くの山の連なりで、飛び抜けた山は無い。最高峰は向日神岳であるが、自然保護のため立ち入りが規制されており、一般的に登られているのは白神岳である。 
 2004.7 岩木山より 白神山地
 白神岳(1235、二百名山) 
 初訪問は1999年。登山口から山頂まで3時間強と適度な長さだが、かなり急な登りもあり、けっこう体力を消耗する。それでも山頂からはどこまでも続くような白神の山なみと日本海を見て気分が良かった。2003年は、新緑の季節に全く同じルートで訪問。台風が近づく中の雨の登山となってしまったが、ブナ林の緑が印象に残った。

<99年:登山口9:30-11:10マテ山分岐-12:45山頂13:45-16:30登山口> 標高差1030m

<03年:登山口9:35-11:10マテ山分岐-12:45山頂13:20-16:25登山口> 
 1999.10 岩崎村付近より おそらく右奥が白神岳
 1999.10 白神岳より白神山地の山々 2003.5 ブナ林

岩木山・白神山地