常磐線の415系を置換える目的で登場した車両。E231系の交直流仕様といえる。車体はステンレス製の4扉。座席はM・Tの1000・2000番台とTcの2000番台がロングシートで、その他はセミクロスシート。台車はボルスタレス、軸梁式のDT71とTR255。主電動機はMT75(1時間定格出力140kW)。駆動はTDカルダン、制御はIBGT素子のVVVFインバータ、制動は電気指令式(回生併用)で抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ付きである。最高運転速度は一般車最速となる130km/h。基本編成は4M6Tの10両で、うち2両は2階建てグリーン車。付属編成は2M3Tの5両である。
 2005年7月に営業を開始。2015年からは、準耐寒耐雪構造の3000番台も登場している。

  2005.7.9  常磐線にて営業運転開始
  2007.3.18 常磐線上野口運用の置換え完了
  2015.2   水戸線の定期運用開始
  2015.12.6 3000番台の営業運転開始
  2017.10.14 3000番台により東北線黒磯~新白河間運用開始
 2021.8 0番台:勝田~水戸間 2024.10 0番台:内原-赤塚間
 
2022.7 赤電塗装:川島駅 2022.5 3000番台:黒磯駅 
 番台 M
530
M
531
Tc
530
Tc
531
T
530
T
531
Ts
530
Ts
531
 前歴  登場  消滅  備考
0番台 26 33 26 26 26 48 26 26 新製 2005.3-20.3
1000番台 33 26 33
2000番台 26 26 33 11
3000番台 7 7 2015.10-17.3
4000番台 7 7
5000番台 7
車両配置表

2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020 2022
勝田 15 300 300 310 355 430 460 459

E531系