高崎支社の管内では、JR発足時、高崎運転所のみに客車が所属していた。定期運用はすでに無かったが、ジョイフルトレインやイベント用の旧型客車が活躍。2020年現在、JR東日本管内では尾久・新潟と高崎のみに営業車が残っている。
旧型客車
 国鉄から8両を引継ぎ、イベント用として運用された。転入・転出はあったが、2020年現在も7両が残っている。
   
2018.10 スハフ32:酒田駅  2018.10 オハニ36:酒田駅 
  
2016.5 スハフ42:高崎問屋町付近
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
スハフ32 2000番台 1 国鉄 1987.4
スハフ42 2000番台 2
 2 南秋田 1994.3
オハ47 2000番台 4 国鉄 1987.4 
オハニ36 0番台 1
オハフ33 2000番台 1 北長野 1990.12 2000.3
12系
 1969年に登場した、急行・臨時向けの座席車。JR発足時、国鉄から30両引継ぎ、臨時列車等で運用された。2020年現在、1編成6両が残っており、「SLぐんまみなかみ」「SL横川」等で活躍している。
  
2017.4 高崎駅
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
オハ12 0番台 20 国鉄 1987.4
スハフ12 0番台 6
オハフ13 0番台 4 1998.7  
 ジョイフルトレイン
○くつろぎ
 1983年6月に登場した、高崎地区の和式お座敷列車。1987年に塗装変更となった。1999年9月引退。

○やすらぎ
 1986年4月に登場した、高崎地区の和式お座敷列車。「江戸」に引き続いて編成両端は展望室となり、専用塗装の機関車も登場した。2001年3月引退。このうち3両はわたらせ渓谷鉄道の「サロン・ド・わたらせ」となった。
 
2016.5 くつろぎ(新塗装)オロネ12-841:碓氷峠鉄道文化むら
 名称 番号 両数  前歴  登場  消滅
くつろぎ スロフ12 821-822
オロ12 841-844
6 スハフ12-0
オハ12-0
1983.6 1999.11
やすらぎ スロフ12 827-828
オロ12 853-856
6 スハフ12-0
オハ12-0
1986.4 2001.5
50系
 1977年に、普通列車の旧型客車を置き換える目的で登場した一般客車。ノスタルジックビュートレインの眺望車2両のみが転入した。2001年に消滅している。
 形式 番台 両数  前歴  登場  消滅  備考
オハフ50 2500番台 2 南秋田 1997.3 2001.6
事業用車
 オヤ12形
 2002年にスハフ12-158を改造した、SL回送の際の随伴用事業用車。外観は変わっておらず、一部の座席を撤去して保安機器等が搭載されている。
 形式 番号 両数  前歴  登場  消滅  備考
オヤ12 1 1 スハフ12 2002.5
 
  2018.10 オヤ12:酒田駅
形式別車両数

1987 1990 1992 1995 1998 2000 2002 2005 2008 2010 2012 2015 2018 2020
12系 42 42 42 72 42 24 7 6 6 6 6 6 6 6
50系 2 2
60系 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
43系 6 6 6 8 8 7 5 5 5 5 5 5 5 5
35系 1 1 1
32系 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
マニ50 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
スエ78 1 1 1 1 1 1 1 1
オヤ12 1 1 1 1 1 1 1

高崎支社(客車)